【初級者向け】緊張せずに外国人と英会話を楽しむ方法

辞書

海外に出向き、渡航先のレストランで料理を注文したり、博物館やエンターテイメント施設でチケットを購入したり、スタッフにアトラクションの場所を聞いたり、交渉が必要なビジネスマンも当然そうですが、海外に出向くとさまざまな場面で英語を使う場面に遭遇します。

ただ実際、その場面になると、中々「口から英語が出てこない…」なんて事ありませんか?

あれだけ事前に言いたい事、伝えたい事を整理してたのに…あれだけ単語帳を読み漁り記憶し、備えていたのに…口に出てこない。

「あれだけやったのにやっぱり自分はダメだ」なんて思ったりしてませんか?

「言いたいことが言えない、自分はダメだ」と落ち込んで余計に会話が出来なくなる。

かく言う筆者もその一人でした。

しかし、多くの外国人と会話をしていく中であることに気づきました。その気づきをここではお伝えするので、これを元に海外の人とリラックスした状態で少しでも会話に自信を持って貰えたらと思います。

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1.完璧な英語を話そうとする日本人

日本人の元々の気質から来る真面目な性格からでしょうか。間違いの無い文法や単語を使って完璧な英語を話そうとする人が非常に多いです。

それ自体は悪いことでは無いのですが、会話の中で予想外の話を振られた途端、頭の中が真っ白になり、口ごもり、話が続かなくなり、自信をなくす人も多いようです。

ここで意識してほしいのが「Don’t lose your confidence!」。英語で話している人は、必ずしもネイティブでは無いということです。

アメリカ等の移民国家に限らず、さまざまな多国籍な人が、地域の方言や、元来の母国語の発音を織り交ぜながら、Broken Englishをいい意味で気にしないで話しています。何を言っているのか訳がわからない事もしばしば。

それでも互いに言いたいことを伝えようとする気持ちを持って会話をすれば、会話なんて成立してしまうのです。間違っても良いんです。ネイティブな訳じゃないのだから。

英語なんて世界中の至るところで話され、皆が正しく、綺麗な英語を話しているのではないのだから、少しぐらい通じなくても、口ごもっても、何も言われててもいいんです。

なので分からなかったらまた聞き返せば良い!、相手に伝わらなければ、また言い直せば良い!でいいんです。そういう開き直りが大事だと感じています。

英会話が上達している人の殆どは、会話する機会を多く持つことで段階的に上達しています。「Don’t be shy, Don’t be afraid」な気持ちが大切なのかも。

因みにネイティブの友達に「会話の中で発せられる文法や単語の間違いがあっても気になるか?」と聞いたところ、「伝えたい事を口にして話してくれれば、なんとなく言ってる事は分かるよ。まあ、ネイティブじゃ無いし、ネイティブだって文法や単語を間違えて話す事もよくあるよ 笑」と。

まずは間違っても良いから、言いたい事や確認したい内容を会話の中で伝える気持ちが大事なんでしょうね。

2.単語や文法の基礎知識はしっかり記憶する

1.で「文法や単語が間違っていても気にすることなかれ」とは言ったものの、会話をしていく中で、最低限の文法や単語力は当然必要です。

ただし話しの内容(スポーツ、ニュース、文化、芸能、音楽、ドラマ、映画等)で会話に必要な単語は変わってきます。

基本的な会話に必要な文法は、皆さんが中学校で習う文法さえしっかり身についていれば十分に会話は成り立ちます。忘れていた場合は、もう一度、教科書を漁って読み返すか、中学レベルの文法内容が記された参考書を書店に立ち寄って覗いてみてください。

後は単語力。「ボキャブラリーを増やしたいけど何をしてよいかわからない。」とか、「どの参考書が1番良いですか?」と尋ねられる事もありますが、人から教えてもらった参考書をそのまま言われるがままに購入しないようにしています。

以前は、薦められた本をそのまま購入してました。ただ意外と続かないものなんですよね。本というのは面白いもので、気に入る要素は人それぞれ。見た目の色とか、本の構成とかで好みが分かれたりもするので「自分が気に入り、これなら一冊完遂できる」という本を選ぶことをオススメします。

「英単語=日本語」の意味を瞬時にリンクできるような、頭に記憶できそうな、自分の好みに合った参考書を選んでいく事が大切です。

1度気に入った本を選べば、他の本には手を出さない。一冊を覚えきれば自信もつくはずです。

途中、他の本に目が移ってしまうと「あれも!これも!」の中途半端な状態になり何一つ身につかなくなる可能性があるので、それは避けた方がよさそうです。

3.会話に出てきそうな単語は事前チェック!

どんな場面で英語を話しますか?

商談の場面、飛行機での会話、レストランやチケット売り場での会話、色々な場面で会話って必要になりますよね。

事前に会話の場面をシュミレーションし、「言いたいこと、聞きたいこと」に関係する単語を押さえておく事をオススメします。

英会話に限らず、不意の質問や想定外の話しになると、何となく分かったふりをするか、聞き流したりすることってあると思うんですよね。これが英語だと頭真っ白になります。筆者もそうでした(笑)。

「効果的だったな」と思うのは、想定する会話の流れを頭の中で描き、「この単語、会話で使うかも?」と感じたものをピックアップし、事前に辞書を使って単語と発音を調べ、頭に記憶しておく事。そうする事で、実際の場面で単語が出てきても、なんとなく意味が想定できれば、あたふたしないはずです。

要は、会話の内容をある程度イマジネーションして事前に必要な単語を調べておく事です。

仮にそれでも、実際の会話の場面で理解できなくても「I can’t understand」でいいんです。

会話に困ったときは、素直に「I can’t understand what you mean. I am still beginner’s level of my English. Could you repeat it again more slowly?」 とか素直に伝えれば、相手も自分の会話レベルを分かってくれ、ゆっくり話してくれるはずです。

1.でもお伝えした「開き直り」と、必要な単語は事前にチェックしておく事をオススメします。

4.英会話カフェで会話に慣れておく

英会話はたくさん話す事で上達します。先に述べたように、文法の基礎や単語をしっかり頭に記憶しておく事はもちろんベースとして大切ですが、それだけに没頭し満足してしまうと、本来の目的を果たせない事になります。

会話は瞬発力が勝負。それを養うことで、円滑にコミニケーションできるようになるので、やはり会話に慣れておく必要があります

現在、日本では至る所で外国人を見かけますが、面と向かって話す機会はそんなに多く無いはず。そんな方にオススメなのが、安価で気軽に英会話ができる「英会話カフェ」。

「英会話カフェ」とは、コーヒーや紅茶を飲みながら、外国人スタッフと気軽に英会話ができる場所。

値段は、お店によってマチマチですが、だいたいのお店が最初の1時間を1,000円前後で、サービスを提供しています。

だいたいのカフェが「ビギナー」、「ミドル」、「アドバンス」とレベル毎にテーブルを分けて、各テーブル毎に外国人スタッフがいるので、英会話に自信の無い初心者でも安心して行けます。

事前に予約する必要もないので、好きな時間に行って好きな時間に帰れるし、約束前の空いた時間等を利用し、何かと便利です。

「英会話教室は高額で通えない」とか、「英会話してみたいけど初心者だからちょっと。。。」なんて方々も、是非1度体験してみてください。

参考サイト

カフェで手軽にペラペラに!東京都内のおすすめ英会話カフェ5選

5.まとめ

如何でしたでしょうか?

英会話を上達する一番の近道は、日々英語に触れる「習慣」を身に付ける事だと思います。その為には、英語を学習し続ける「モチベーション」が不可欠なんですよね。皆さんはどんな目的で英語を習得したいですか?目的を明確にし、モチベーションを維持しながら、英語に触れる機会を多く持つように心がけてくださいね。

それが上達への第一歩だと思います。

「流暢に英会話している自分の姿」を想像しながら、楽しんで学習に励んでください!