英語での日常会話を上達させる三箇条

異文化間の会話 日常会話

日常会話というものは生きていく上でとっても重要です。スーパーで買い出しをするときも、郵便局で小包を郵送するときも、ありとあらゆる場面で会話をしています。母国語での日常会話だと一日にどれだけ会話をしているかわかりづらいでしょう。

「すみません、この牛乳賞味期限が切れてるのですが、新しいものに取り替えて頂けますか?」や、「ロンドンに住んでる息子にこの小包を送りたいんですけど、一番速く届くにはどうしたらいいですか?」など、文章の構成や発音を考えずに、自然と口から言葉が溢れ出てきます。

でも慣れない英語だとどうでしょう?

「賞味期限」の言い方から、「ロンドン」の発音まで、質問一つするのに通常以上の時間と努力が必要となってきます。

今回は、そんなお悩みを抱えているあなたのために、私が普段心がけているこつをお教えします。

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英語を上達するための三箇条

1.ボキャブラリーを増やそう

英単語

まずはボキャブラリーです。

どんな語学でもそうですが、やはり自分の意思や考えを伝えるのには、単語を知っていることが重要です。

牛乳を買いたいのに、milkという単語を知らなかったら、牛乳を買うことだけに一苦労しますね。

日常会話で使う単語は沢山あって、「全部一気に覚えられなーい!」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

日々新しい単語に出会うたびに、その単語を忘れないように何回も繰り返し口に出して言ってみたり、ノートにその単語を書いて練習してみたり、とにかくその単語を常に意識していれば、自然と覚えられるでしょう。

牛乳を買うのでも、牛乳を買いにいくのではなく、milkを買いにいくと考えるなど。いっぺんに沢山の単語を覚えられる人は大丈夫ですが、自分で経験してその単語を言うのに苦労したり、何回もその単語と向き合うことで、自然とその単語が自分の一部となっていくでしょう。

失敗も恐れてはいけません。milkを買いたいと思ったのに、間違ってsilkを買ってしまった時や、whole milkを買おうと思ったのにskim milkを買ってしまった時など、失敗に思えますが、そういう経験を積むことも上達するのに必要です。

恥ずかしいだけに記憶に強く残り、その日からmilkとsilkの違いは簡単にわかるようになるでしょう。そうやって一つずつ単語を身につけていけば、ボキャブラリーの数は段々と増えていきます。

2.分からない時は質問しよう

質問する

ボキャブラリーや、自身の知っている知識は、英語で日常会話をするには必要不可欠です。しかし、自分だけの知識を頼りに会話をしなくても大丈夫です。要するに、質問することを恐れないでください。

日常会話というのは、話す側と聞く側があります。もし自分がわからない単語があったとしても、相手の人がわかるかもしれません。

相手に質問することは恥ずかしいことではありません。むしろ、積極的に話そうとする姿勢は、英語での日常会話では重要なポイントです。

話そうという姿勢を見せれば、相手の人も協力してくれるかもしれません。

あなたが話そうとしたら真摯に聞こうとしてくれたり、話すときは喋るスピードを遅くしてくれたり、あなたの見方になってくれるかもしれません。そうやって相手を頼りにすることもうまくコミュニケーションをとるのに重要になってきます。

3.笑顔を忘れずに

笑顔

最後はスマイルです。

どんな人でもそうですが、シャイで真顔な人と話すよりは、笑顔で積極的な人と話したいと思います。

知っているボキャブラリーの数が少なくても、聞きたい質問がスムーズに出てこなくても、笑顔で話そうとする姿勢を見せれば、相手も必ず応えてくれるはずです。

私が自分の周りの人を見てきて思ったのですが、人と人の会話では正確な文法や構成よりも、話している人の態度のほうが重要です。

自分の考えを伝えたいと思っている人は、必ずその人の考えを聞きたいと思う人に出会えます。そうやって日常会話が生まれて、のちに友情が生まれるのだと。

話すときは、相手の目を見て、笑顔を忘れずに。

終わりに

私なりに三箇条提案させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

やはり日常会話というのは人と人で行うことなので、文法や単語だけにこだわらず、話す姿勢も心がけてください。

沢山の時間と失敗が必要となりますが、頑張ってコツコツ経験を積んでいけば、あなたも将来英語での日常会話のマスターになれるでしょう。