就職活動を有利にする!英語資格の現状

就職活動

大学4年生にとっては就職活動もいよいよ追い込み、大学3年生にとっては来年の4月に向けてそろそろ情報収集をスタートしている頃ではないでしょうか?

そんな就活生に、知っていて損はない、”就職活動を有利にする”英語の資格試験情報をお届けします。

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資格別求人ランキング

第1位:建築士(1位)

第2位:日商簿記検定(2位)

第3位:宅地建物取引主任者(3位)

第4位:TOEIC(4位)

第5位:実用英語検定(5位)

第6位:社会保険労務士(10位)

※( )内の順位は昨年同時期の順位

All About 資格別求人ランキング2015年3月版

第6位の社会保険労務士を抑え、TOEIC(R)及び実用英語技能検定が、第4位、5位にランクイン。今や英語力を示す資格の必要性が、求人においても確実に上位を占めつつあります。

【業界別】新入社員・一般社員の実力は?

TOEIC平均

「新入社員・一般社員の業種別の平均スコア比較」TOEIC®Newsletter vol.122

新入社員の平均:業界問わず横ばいの500点。

一般社員の平均は、公共団体が最も高く702点、次に鉱業645点、つづいて商社610点の順になっています。

海外に事業を展開する商社などはもちろん、最近では官公庁などの公共団体でもスコアの平均値が上がっています。これは、自治体などの採用試験で、海外経験者や英語資格試験で高得点を保有する人を優遇して募集していることにも関係がありそうです。

企業が社員に期待するスコアは?

多くの企業が、グローバル化に対応するための英語力を求めています。企業が社員に期待するスコアは「500~595点」(24.7%)と「600~695点」(20.9%)が半数近くを占め、期待スコアの平均は600点。全社員に対して一定の英語力が求められているのです。

TOEIC(R)SQUARE 就活サポート特集

ごく一部の社員だけではなく、今後採用する社員全員に対して、一定以上の英語力を求める企業が増えています。

つまり、これまでは英語の資格を持っているということが加点の対象でしたが、今後はますます持っていることが当たり前の必要条件へと移行しつつあるということです。

履歴書に書けるのはどのくらいから?

一般的に・・・実用英語技能検定であれば2級以上、TOEIC(R)テストであれば600点以上と言われていますが、上にもある、「新入社員・一般社員の業界別の平均スコア比較」を見てわかるとおり、現状その企業にいる一般社員の平均スコアよりも自分のスコアが高ければ、記載してOKだと思います。

採用する側からしてみたら、その企業の英語力の平均を上げてくれることに変わりはありません。

ただ、その際、平均スコアすれすれ、もしくはやや上のスコアであれば、履歴書に記載はしても、英語力アピールの材料として使わない方が無難です。

さあ、いざ試験を受けよう!

就職活動に有利に働くことがわかったら、いざ受験です!

実用英語技能検定、TOEIC(R)テスト、それぞれの試験日程はいつで、取得にどれくらいかかるのでしょうか?直近の所でご紹介します。

【実用英語技能検定】

2015年度第1回:終了

2015年度第2回
一次試験:10月11日(日)
二次試験:11月8日(日)
申込締切:9月17日(書店は9月15日〆切)

2015年度第3回
一次試験:2016年1月24日(日)
二次試験:2016年2月21日(日)
申込締切:2015年12月22日(書店は12月18日〆切)

結果は、1~3級は二次試験日より1週間程度後に発行されます。

詳しくは、公益財団法人 日本英語検定協会 公式ページをご参照下さい。

【TOEIC(R)テスト】

第205回
2015年11月15日(日)
インターネット申込締切:10月6日(火)

第206回
2015年12月13日(日)
インターネット申込締切:11月4日(水)

第207回
2016年1月31日(日)
インターネット申込締切:2015年12月11日(金)

スコアの発送までに、受験日から1カ月程度かかります。

詳しくは、ETS TOEIC(R)公式ページをご参照下さい。

まとめ

就活に有利に働く英語の資格は、”求められるスコア””企業の現状”を押さえておきましょう!そうすれば、自信を持ってアピールできたり、就活を勝ち抜く心強い武器になったりするかもしれませんよ。