留学で英語を身につけたい人へ~絶対に覚えておきたいこと~

笑顔

StudyAbroad

高校生、大学生、または社会人のみなさん、いま留学をご検討中でしょうか?

「行くけど短期だからあんまり英語上達しないかもな・・・」
「行く!長期だから帰国するころは絶対上手になってるはず!!」

なんて考えておられる方もいらっしゃるかと思います。

条件がなんであれ、一番大切なことは心の持ちようです。

ここでは留学で英語を上達させたいと思っている方へ、 ニュージーランドとカナダへ数回留学経験のある私の実体験をもとに、少しでもお役に立ちたいという思いで、留学を成功させて英語上達につなげるコツを載せていきます!

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留学前に知っておきたいこと

留学の質を決めるのは自分次第

仲間たち

きっかけはなんでもいい!!

友達が留学から帰ってきた、楽しんで帰ってきた様子なので、私も行きたい!という風に身の回りの誰かが留学経験をして帰ってきたときに決めた!海外って行ったことないし、楽しそう!と漠然とした気持ちで「決めた! 」と思い立って決心された方に、「でも理由がこんなのでいいの?」なんて疑問に思うときあるかもしれませんね。

実際、私が初めて留学を思い立ったのも、友達の影響が大きかったです。大学の教授にも安易な気持ちでフラフラと海外に行くと、その街の魅力にひかれそのままろくな職も見つけず独身のまま住みついてしまうという最悪のケースがある、と忠告をうけていました。その言葉でより不安になったのを覚えています。

しかし、だからといって、なんとなく留学したいと思うことは決して悪いこととは思いません。

たとえ行くと思い立ったときは「安易な気持ち」であったとしても、その次に「では、行くからには何を得るために具体的に何をする」さらには、帰国後の目標をきっちりと立てていくことがなによりも大切なのです。

滞在期間を言い訳に使わない!!

留学に行くと決めたあとは、滞在期間を決めますが、みなさんそれぞれ限られた時間と資金があります。

本当は何年もいられたらいいけど、現実的に考えてそれはできない。だからたった1ヶ月だけど…という気持ちになる場合もあると思います。

しかし短いからたいして上達しない、長いからきっと上達する! という先入観をもって渡航してしまうことが一番もったいないです。

1年滞在してもほとんど喋れない状態で帰ってくる人はたくさんいますし、1ヶ月滞在でもとっても充実してたし次の目標につなげることができた、という人もおられるということが事実です。

短期の場合、環境に慣れるまでに時間がかかり、やっと落ち着いたころにはもう2週間経ってる!となり、どうせあと2週間じゃ上達できないよね・・・とそれまで頑張っていた学校での友達作りやどうにか英語を話す機会作りにあまり熱が入らなくなりがち。実際に「帰国することが目標」になってしまう人も見たことがあります。残念すぎますよね。

そして長期の場合、まだたったの1ヶ月しか過ぎてない!慣れてきてちょっと英語できるようになった気もする、まだまだ時間はあるし、と羽伸ばしのために日本人の友達と遊んだり、部屋で日本のドラマや映画鑑賞なんてしたり…ちょっと自分を甘やかしてしまうことも。

このように期間を『言い訳』に使ってしまうことがありますが、帰国日までに絶対に達成するんだという目標を立てたり、絶対にしてはいけない禁止事項を決めておくことで、滞在期間を1日も無駄にせずに過ごすんだという勢いで過ごすことでその留学を有意義にすることができます。

なにも予定のない日は町にブラブラと行くだけで英語が目にも耳にも入ってきますよ!

目標を絶対に忘れない!!

特に言語学校へ通うという方に絶対に覚えておいてほしいことです。

初日に入学者への説明会と並行して、クラス分けのための簡単なテストを受けることになると思います。

おもしろいことに、この日からすでに「国ごと」に生徒が集まっちゃうんですね・・・説明会ももちろん全て英語なので、なんとか聞き取れたと思うけど本当にあってるかな?と、つい日本人を探して確認のし合いをします。

どんなに「日本語は絶対に話さない!」と決めて渡航しても、これがきっかけで仲良くなるパターンが多いです。本当に難しいんです。

通じる言葉を話せるということだけで、本当にうれしくなるんですね・・・

日本人の友達を作るな!というわけではないです。どうしても不安で言葉の通じる友達がほしいという方は、絶対に『日本人だけのグループは作らない』ということを常に考えていてください!

耳が痛くなるほど聞いているとは思いますが、英語を習得したいのなら「毎日英語を聞く、読む、話す、書く」ことに尽きます。どれかひとつでも欠けるとダメです!

それにせっかく海外に滞在しているのです、周りは英語であふれているのです、日本では100%ありえないほど英語を学ぶのに適した環境にいるのです!それにお金だって、だいぶかかってます。そこで「日本人と日本語を話す」ということがどれほどもったいないことかを忘れずにいてくださいね!

効率良く英語学習!現地で実際にすること

英語を積極的に使う

異なる文化

間違ってもいいから話し続ける

これも嫌って程聞いたことがあると思いますが、話せるようになりたいならこれしかないです。

できれば渡航前からある程度の英語力が備わっている状態であることが望ましいのですが、そうでなくても最初は知ってる単語をぽつぽつ言うところからで十分なんです。

学校で習った文法なら使えるよ、と思っている方もおられると思いますが、グラマーができるからといってそれをすぐスピーキングにつなげるというのは必ずしも簡単ではありません。

たとえば、 “he don’t~”、”many bird”、”I didn’t heard” など、「そんな基本的な間違い絶対しない!」と笑われてしまいそうなミスをたくさんするのが事実。

でもそんなこと気にしてたら話せません!とにかく話し続けてください!英語文化では発言をしない人のことを相手にしない、という傾向があります。

実際ほとんどの国の人が『日本人は静か』と思っています。話せないよ、と引っ込み思案になってしまう人が多いからですね。

しかし、同じように英語を学びにきた他国のクラスメイトの話に耳を傾けてください。いつもクラスで1番発言が多い、とっても英語の上手な人!とあなたが思っているその人も、たくさん間違った文法を使ってるということに気付くと思います。(もちろんとても上手に話している人もいますよ!)

つまり『正しい文法で1話す人』より『間違った文法でも100話す人』である方が断然良いんです!

まずは英語を声に出す習慣をつける、そして慣れてから正しい文法をほぼ確実に使えるように気を付ける、という優先順位をつけた方が、最初からミスをしないことばかり考えて少しずつ話す、より断然上達が早いです。

他国のアクセント英語に慣れる!

国によって英語に『アクセント』がでてきます。日本語で言う関西弁、九州弁などですね。

自信満々に英語を話している人の中には、とってもクセの強い英語を話しているということに気が付いていない!という人がいます。厄介ですね…。

多くみられるのが「舌巻き」です。これはされると困っちゃいます。ほかにも「ぶつ切り」だったり「イントネーションが母国語そのもの」だったりと、さまざまなケースがあります。

最初はさっぱりわからないと、頭が真っ白になってしまいそのうち考えることをやめてしまう(私がそうでした)こともあるかと思いますが、できるだけその特徴をつかみ、聞こえた音を頭でスペルにしてみるとわかるようになってきます。

そしてこの事実を逆手にとり、「アクセントが未完成でも自信もって話そう!」というモチベーションアップにつなげたいですね!

おわりに

いかがでしたか?

ほとんどのことが、「聞いたことある」という基本的なことだったかもしれませんが、一人の留学経験者として絶対にしっておいてほしいことをまとめてみました。ほんの少しでも頭の隅に置いていただけたらとても嬉しいです!

ほかにもどんどん英語学習にまつわる記事をアップしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします^^