英語学習の息抜きにあえての英語!

学習

受験のため、仕事のため、TOEICのため…英語学習の理由は様々です。

語学の性質上、短期間に成果が出にくいため、途中でイヤになったり、行きづまったりすることは日常茶飯事。

そんな時の息抜きに、あえて英語を使ってみませんか?

英語に触れる機会は、何であっても無駄にはなりません。何気なく耳にした英語が、あなたのヤル気を引き出してくれるかも?!

楽しければいいじゃない!

そんな息抜き英語にオススメの5つの方法をご紹介します。

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息抜き英語その1:YouTube

質の高い英語レッスンを無料で配信してくれるチャンネルも多いYouTube。

バイリンガール英会話Listn.meは、英語ということを忘れて内容を楽しめるという点で、息抜きにぴったりです。

「いやいや、そうは言っても日本語字幕付きはイカン!」という頑張り屋さんにはSESAME STREETの1コーナー「The word of the Day」などいかがでしょうか。

アーティストやハリウッド俳優といったセレブ&マペットが、毎回1つの言葉の意味を説明してくれます。「英語を聞く」というよりは「セレブの顔を見に」という気軽さで視聴できますよ。

How Toやお料理のコツから、理科の実験まで見せてくれるDaveHaxは、「ちょっとやってみようかな?」と思えるような、カジュアルでトリビア的な内容が魅力。説明も分かりやすく、必要なら字幕を出すこともできるので安心です。

息抜きその2:洋書絵本をぱらぱらとめくる

きれいな絵と平易な文章ですが、「きちんと練られた英語」を読む行為です。

読み進めていくうちに、暖かい気持ちになったり、胸をしめつけられたりと、実は日本語で書かれた絵本と変わらない感覚で読めてしまうものなのです。

村上春樹氏が翻訳して話題になったShel Silversteinの「The Giving Tree」は、そういった意味でおすすめです。

また同じ作者の「Where the Sidewalk Ends」は詩集ですが、くすりと笑える内容も多く、気が向いた時に少しだけパラパラっと読む本としてピッタリです。

クラシックなもの以外にも目を向けてみましょう。

何かと話題の「スター・ウォーズ」の登場人物であるダース・ベイダ―とその息子ルーク(4才)の日常を描いた絵本「Darth Vader and Son」は絵本といっても、コミック風の吹き出しの中に書かれた言葉がほとんどなので、とても読みやすくおもしろい本です。

そして、何と言ってもかわいい!洋書を取り扱っている書店ではよく見かけるので、立ち読みでもどうぞ。立派な英語で息抜きです。

息抜きその3:電車の英語車内アナウンスに耳を傾ける

日本語に続いて流れる英語の車内アナウンスを真面目に聞いてみましょう。

通勤通学で使っていれば、内容はカンペキに分かっているはずですが、英語を聞いてみるとイマイチよく分からない単語やフレーズがあったりしませんか?気が向いたら調べてみるも良し。何度も聞いてリスニング能力を確認するも良し。

いつもと違う路線に乗った時には、新たな英語アナウンスに出会って「?」となることがあるかもしれません。それもまた楽しいものです。

息抜きその4:スマホに向かって音声入力

iOSですとSiri、Androidは「OK, Google」で有名な音声入力を、もちろん英語で行います。息抜きですから、その時のみ入力言語を英語に変更し、しゃべる言葉はあらかじめ決めておいてもOK。

「スマホが認識できるまで発音する」という遊びです。

ちなみに私の初挑戦は「What’s the weather going to be like tomorrow?」でしたが、なかなか通じない上、通じるまで何度も何度も聞き返されるので、思ったより挑戦しがいのあるゲームとなりました。

自分の発音は文字でも表示されるので、本当に通じたのか、音声入力側ががんばって認識してくれたのかも確認することができます。

スマホの主要な機能の呼び出し方(フレーズ)は、helpから参照することができます。慣れてきたら、何か質問をぶつけてみてください。おもしろい答えが返ってくるかもしれません。

息抜きその5:英語レシピでお料理

REAL SIMPLEFine CookingCooking Light等、ライフスタイルやクッキングカテゴリーの洋雑誌サイトには、ステキなお料理の写真と分かりやすいレシピが多数掲載されています。気に入ったものがあれば、思い切って挑戦してみてください。

「こんな言い方をするのか~!」と、読めばなんとなく分かるけれど、自分で言う(思いつく)のは難しそうな表現に出会えます。が!受験やビジネスにはさっぱり役立たなそうで、いっそ清々しい世界です

tablespoon=大さじ、teaspoon=小さじ、1CUP=240mlの計量さえ間違えなければ、食べられないほどの失敗はしないでしょう。

「材料がそろわないし、海外のレシピはどうも口に合わない」という場合は、日本料理を英語で紹介している本もあります。

Effortless Bento: 300 Japanese Box Lunch Recipes」や「Delightful SUSHI for Home Cooking」は日本食を英語で説明したい!という時にも使えそうな、日本人が著者の料理本です。(ちなみにEffortless~は「ホントに朝ラクべんとう300」の英訳です。)

いかがでしたか?

スキマ時間の勉強法として既に取り組んでいる方も、大勢いらっしゃると思います。

「結局は英語だし勉強だよね…」という声も聞こえてきそうです。

ですが息抜きとして、「覚えないと!」、「必ずやらないと!」、「ぜんぜん分からない、どうしよう」という英語学習の息苦しさから解放されるのも、たまにはよいものですよ♪