無料メルマガ活用!上級者のリスニング力はまだ伸びる

英語をマスターしたいと思っているあなた。今、あなたはどの英語レベルにいらっしゃいますか。今回ご紹介する無料英語学習コンテンツハングリーフォーワーズは、あらゆるレベルにある方のTOEIC,TOEFL,ビジネス英語対策まで対応可能な汎用性の高いオンライン学習ツールです。

グルメ、ファッション、トラベルといったジャンルの単語・例文配信も行っているため、自分のペースで楽しく英語学習を進めたいというニーズを持つ方にもお勧めです。

ここではハングリーフォーワーズの効果的な使い方をご紹介します。

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使い方はあなた次第!毎日配信される eFlashcard

カラー@マーク

ハングリーフォーワーズに登録すると、あなたのメールボックスに毎日eFlashcardと呼ばれるメールマガジンが届きます。

配信される単語・例文は、ビジネス&金融、IT, TOEIC, TOEFL, 上級ビジネス、ジニアス(博士号レベルの単語)、受験英語、グルメ、ファッション、トラベル、米国スラングから複数の選択が可能です。

eFlashcardが一般的なタイプのメルマガと異なるのは、その日配信された単語(今日の英単語)を以下の項目を使って、多角的に学習できる点です。

  1. 翻訳(単語の意味)
  2. 定義(英語による単語の説明)
  3. 発音
  4. 例文
  5. 例文和訳
  6. ネイティブスピーカーによる例文読み上げ

ただ漠然と単語を眺めるタイプの学習法ではないため、一日15分(使い方次第で1時間以上)集中することで、4技能(読む・聴く・書く・話す)を鍛える日々のトレーニングが行えます。

それではこの1~6の項目をもう少し詳しくみてみましょう。

ボキャブラリービルディング

本と葉

1.翻訳 2.定義は、それぞれ英和辞典、英英辞典の簡略版と捉えて頂けるとよいでしょう。ユーザーの英語レベルや到達目標に応じて、さらっと流す、深く掘り下げる学習いずれにも対応可能です。

まず配信された単語の 1.翻訳(単語の意味)、スペリングを確認したら、 2.定義を英語で読むことで、その単語のもつニュアンスやどのような文脈で使うかといった情報が得られます。これを集中し日々続けていくと、個々で達成時期は異なりますがその単語に対するイメージが確立され、リーディングやリスニングの際に思わぬ助けとなることに気づかれることでしょう。

2.定義に取り組むのは”まだ難しい”と思われる方は、当面スキップする、あるいは手元の辞書を参考に和訳に取り組んでみるのもまた、力をつける良い方法になります。

実際、1.翻訳(単語の意味)にしっかりと集中し週末の復習を怠らなければ、Passive Vocabulary(パッシブ・ボキャブラリー:聞く、あるいは見れば概ね意味が分かる単語)は確実に増えていくことでしょう。

スピーキング・リスニング対策

マイク

3.発音 6.ネイティブスピーカーによる例文読み上げは、聞こえた音を自ら声に出す練習を繰り返すことで、発音矯正・スピーキング基礎力養成に活用できます。

タスクはたった一つの短い英文であるため、発話を繰り返すことで自然に暗記してしまえればそれもまた収穫の1つです。

暗記し定着した単語・例文は、日常会話や英文メールなどで使えるActive Vocabulary (アクティブ・ボキャブラリー:その単語の意味や使い方が定着しており、日常で自ら発信し使えるようになっている言葉)として運用できますので、英語で表現できることが増える、表現が豊かになるという目に見える結果を生み出します。これは学習に対するモチベーションアップにも極めて有効です。

ライティング・スピーキング対策

万年筆

4.例文 5.例文和訳は、ライティング、スピーキング対策としても有用です。英和・和英双方向から例文を学べるため、和訳を見て英訳を、また英文を見て和訳を試みることも可能です。

特に上級ビジネス・IT・ビジネス&金融ジャンルを選択すれば、各分野で頻出する専門用語をシンプルな例文とともに参照できるため、英字紙に挑戦している方にとってもよい確認ツールとなることでしょう。

また、グルメ、ファッション、トラベルジャンルでは、日常会話に使える平易な例文が多いため、英語学習を初めて間もない方やのんびりと楽しみたい方にも最適です。

1英文精聴の習慣が築く確かなリスニング力

ヘッドフォン

6.ネイティブスピーカーによる例文読み上げは、とりわけ中・上級者のリスニング対策に有用です。1.翻訳(単語の意味)から順次→6.例文読み上げに進む学習も効果的ですが少しばかり負荷を上げたい方は、PC画面の訳を見ずにいきなり音声を聞くのも一つです。

筆者はIT・金融・上級ビジネス・TOEIC・TOEFL・ジニアスで、この ⑥例文読み上げ部分のディクテーション を数か月試みたことがあります。前置詞や語尾のS、音のリンクに注意を払い、いち英文を正確に紙面に起こすトレーニングを行いましたが、この”事前情報のない短い英文を聴き、そっくりそのままを紙面におこす” 作業はリスニング、ライティング力向上において予期せぬ効果をもたらしました。平易な英文は一回、ジニアスなど難解なジャンルは数回徹底的に集中して聴くことで、こぼしやすい音、リンクすると異なる単語に勘違いしてしまう音など、自身の聴き方のクセや弱点があぶりだされてきます。

この ”1英文精聴”の習慣は、ながらリスニングの多聴とは異なる耳を作りますので、英検一級やTOEIC950点以上を視野に勉強をしている方にも、ウォーミングアップ教材として活用いただけるように思います。

通訳訓練校などで行う長文ディクテーションとは異なる続けやすいタスクですので、関心のある方はぜひハングリーフォーワーズをご覧になってみてください。

終わりに

スカイブルー 花

英語の4技能( リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング )は互いに相補的な関係にあり、一分野のスキル向上が他分野のスキルを引っ張り上げるという嬉しい副次的効果をもたらすことがあります。

バランスの良いトレーニングの継続がゆるがぬ英語力をはぐくみますので、あなたが捻出可能な時間をこの無料コンテンツでの学習にぜひ充ててみてください。