イギリス英語を学ぼう!渡英1ヶ月でよく耳にした単語5選
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学校では習わないイギリス英語
日本の学校教育ではアメリカ英語が中心なので、イギリス英語はあまりなじみがないかもしれません。たとえば単語のスペルや発音だけでなく、日常で使う言い回しも国が違えば全く変わってきます。
私は以前アメリカ・カナダに留学し、現在はロンドンの大学院に在籍しているのですが、渡英して初めて聞いた表現がたくさんあります。
ここでは、渡英して1ヶ月の間で特によく耳にした単語をご紹介します。これからイギリスへ留学や仕事、旅行に行く人は事前に覚えていきましょう!
1.Lovely
アメリカ英語でいうと”Good”や”Nice”が近いです。たとえばカフェに行くと店員さんに”Have a lovely day!”と声をかけられたり、学校とのメールのやり取りでも”Have a lovely evening.”と結びの言葉に使われたこともあります。
会話の中で良い知らせを聞いたときに”Lovely!”と返したり、”It was lovely to see you.”と、「あなたに会えて良かった」という文脈でも使えます。
どちらかというと女性の方がよく使っている印象がありますが、男性の俳優さんがインタビューで”lovely”を連発しているのを聞いたことがあります。
2.Queue
“Queue”は「列」という名詞と、「並ぶ」という動詞で使うこともあります。イギリス人はとにかくきちんと並ぶのが好き。例えばお店やトイレなどで「並んでいますか?」と聞くときは”Are you queuing?”と聞きます。最後尾にいるとよく聞かれるので、覚えておくと便利です。
看板に”Please queue here”と書かれていると「ここに並んでください」という意味なので、割り込まないように気を付けましょう。
イギリスに来たばかりの移住者のために、大衆紙・テレグラフが「正しい列の並び方」をウェブサイトで公開しています。「イライラしているそぶりを見せない」「窓口で書類が必要な時はあらかじめ準備しておき、後ろの人を待たせない」など、イギリス人のqueueに対するこだわりが見られます。
参考サイト
3.Fancy
「~を好む(like)」と「~がしたい(want to do)」を混ぜたような意味で、動詞で使うことが多いです。主に人や食べ物に対して使われます。
たとえば飲みに誘うときは”Fancy a pint?”で、パブに行って飲もう、一杯やろうという意味になります。”pint”はイギリスでビールなどに対して用いられる「パイント」という単位です。
“I fancy him”と言うと、「彼のことが好き、もっと近づきたい」という意味です。Yahoo Answersという日本で言うヤフー知恵袋に、14歳の女の子から”I fancy him?”という可愛らしい恋愛相談が寄せられていました。
参考サイト
4.Whereabouts
これはアメリカでも使われますが、イギリスに来てからよく使うようになりました。「どの辺り?」と場所を問うときに使います。たとえば自己紹介で”I’m from Japan.”と言うと、”Whereabouts?”「(日本の)どの辺りから来たの?」と、返ってきます。
”From Osaka”などと答えると、「大阪行ったことあるよ!」など、そこから会話に繋がることがあります。
また、住んでいる場所を尋ねるときも、”Whereabouts do you live?”と「どの辺に住んでるの?」と聞くと、”Near ○○ station.”「○○駅の近くだよ」と返ってきます。
もちろん”Where in Japan?”や”Where do you live?”で大丈夫ですが、イギリス人はよく”Whereabouts?”と聞いてくるので、知っておくと慌てずに済みます。
5.Loo
イギリスのスラングで、トイレのことです。学校やパブで「ちょっとトイレ行ってくるね」というとき、”I’m going to the loo.”と言います。男女問わず使っています。
トイレの表示はアメリカだとRestroom、カナダはWashroomが多いですが、イギリスは日本と同じくToiletやWCと表記されていてわかりやすいです。
いかがでしたか?
他にもイギリス特有の表現はたくさんありますが、特によく耳にする単語をご紹介しました。みなさんもイギリスに行かれる際にはぜひ使ってみてくださいね。