英語学習を続けるための目標と学習プラン設定のコツ
日本人は、6年以上英語を勉強しながら、なかなか言語習得できない、と思うことも多いはず。また、何度か心を新たに再スタートしても挫折してしまう。そんな経験をした人も多いでしょう。
ここでは、再スタートする際に続けるコツと学習プランを紹介します。
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失敗しない英語学習
英語学習を続けるには、「1.目標設定→2.学習プラン設定→3.実行」 のサイクルで行なうことが重要です。
目標設定-ヴィジョン・ボードの活用
「海外旅行で困らない英語力を身につけたい」「ビジネスに必要な英語力を身につけたい」「映画を字幕なしで理解したい」「TOEICでスコアを上げたい」「英語で仕事をしたい」など、ただぼんやりと「そうなればいいなあ」と思うだけでも立派な目標です。
まずは、将来、こうなりたいというヴィジョン・ボードを作ってみることをおすすめします。
ヴィジョンボードとは? 自分の夢や希望、欲しいものなどを象徴化した写真を貼り混ぜたものを壁に掲げることで、その実現を加速しようとする技法。また、その貼り混ぜたもの。
引用: はてなダイアリーより
コルクボードや模造紙に、自分の将来の夢やイメージを、写真や雑誌の切り抜きなどを貼っていきます。
英語学習のためのヴィジョンボードなので、文字や吹き出しなどで「○○年までにこれをする」を添えておくといいでしょう。
ヴィジョンボードのアプリもあります。
- iTunes版『DreamCreator 夢実現Todoアプリ』
また、英語学習専用ということなら、神田外語グループの『英語学習手帳2015』もあります。手書きがお好きな方なら、この手帳がピッタリ。
学習プラン設定
学習プランとは… 「何をするか、いつ・どこでするか、どのように・どれくらいするか」ということを具体的に決めたものです。そのために英語を使って何をしたいのかや、英語を使えるようになった自分のイメージなどを想定します。
学習プランは、「本番」→「練習試合」→「基礎トレーニング」…つまり実行する順番の逆の流れで決めていきます。
英語学習とスポーツは似ていると言われます。
本番(試合)を決めずに筋トレやジョギングなどの基礎トレばかりをしていても楽しくなくて続きませんね。単調な基礎トレも「本番」を意識してイメージするとコツコツと続けられます。
目標は、3年後、1年後、3カ月後の英語ができる自分をイメージすることです。
学習プランは、3つのサイクルをうまく回すためのベースとなるもので、旅行をする時の地図とガイドブックの役割を担います。
学習プラン作りの5つのコツ
◆自分の興味があること、好きなことを素材に取り入れる
語彙にしても、リスニング教材にしても興味があること、好きなことから取り入れていけば効果もアップ。趣味があれば、そこを入り口に英語の世界を広げていけます。
◆学習素材とツールの数は絞る
やる気充分のスタート時点やモチベーションが下がってくると、つい他の教材に目が行きがちです。最初に学習素材とツールを選ぶ時点で厳選してください。まずは無理のない教材を選ぶのもコツです。
◆息抜きメニューで、とりあえず英語に触れる
学習中につまずいた時には、つい止めてしまったり、他の教材に手を出したりしがちです。そんな時には、好きな素材で英語を楽しむのが継続するコツです。たとえば、好きな映画やドラマを見るなど、学習をあまり意識しないでとりあえず英語に触れる環境を作っておきます。
◆英語を一緒に学ぶ仲間と交流する
学習継続に効果があり、刺激にもなります。英語学習サイトのコミュニティや掲示板で英語学習者同士の交流ができます。また、Facebook、Twitterなら世界中の人々と交流することもできます。
◆学習プランは何回変更してもOK
最初から完璧なプランは作れません。始めること、続けることでだんだんと改良され、自分に合ったものになっていきます。 英語学習を「したくなる」&「できる」プラン作りが大切です。
究極の目標は「英語脳」を作ること
学習プランの目標は「英語脳」を作ることです。
「英語脳」とは、英語を瞬時に理解して即座に反応できる脳のことです。
これには、英語のパターン(発音+文法+語彙)を体で覚えます。
そのパターンが土台となり、その上に自分を表現するための「自分の英語」を作ります。これを意識してトレーニングしていけば、無理無駄なしの英語の習得の第一歩となることでしょう。