英語で接客する際の4つのポイント!文化の違いを考えた接客を身につけよう
東京オリンピックを控えますます日本に外国人が増えることが予想されています。そんな外国人に向けておもてなしすべく、接客に使える英語を紹介します。
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1. 謝罪よりもお礼を
お客様をお待たせした時、日本人は大変お待たせしました。お待たせして申し訳ありませんと謝罪します。
しかし英語ではこれはあまり自然な表現とは言えません。簡単に謝罪する事で逆にトラブルを起こす可能性があるからです。
その為お待たせして申し訳ない、ではなく、待って頂きありがとうございますと感謝を伝えましょう。
Thank you for your patience(辛抱強くいてくれてありがとう=お待たせしました)やThank you for your waitingと言う表現が便利です。
また、何かお願いした後に、Thank you=よろしくお願いします、等と言うように、英語ではThank youを沢山使います。笑顔で謝罪すると相手は不審に思いますが、笑顔でお礼を言えば理想的な接客態度が示せます。
2. 直接的な表現は避ける
英語で何か質問されたとき、接客する上でこちらから明言する表現は避けましょう。
例えばレストランでお客様が席に着いたら、飲み物を伺いたいでしょう。
その時にWhat drink would you like to have?(何を飲まれますか?)と言っても間違いではありません。
しかしあまりにも直接的すぎるのです。
それならHow would you like to start your dinner? (どの様にディナーを始められますか?=飲み物はいかがなさいますか?)と尋ねるとスマートです。
または、いいレストランを探していると言われた時、How much is your budget? (予算はおいくらですか?)と聞いても間違いではありません。しかし、それでは接客としてはあまりに不躾すぎます。
This restraunt serves xxx, price ranges from ?(このレストランではxxxが頂けます、お値段は~位からです)と案内すればスマートです。
お金の話は時に無礼に当たることもありますので、注意が必要です。
3. 日本の文化情報も交える
私たち日本人にとって、侍はいないが舞妓さんはいる、レストランは予約しなくても入れる事が多いし、電車は遅れずにくることが当たり前です。しかし外国人にとってはそうとは限りません。
英語=日本語ではないので、お互いにニュアンスで?と言っているんだろうな、と理解し合っている所があるでしょう。しかし接客においては、分かっていると思った、は通じません。
当たり前だと思いそうな事も、Just for your information,(お知らせまでですが)と前置きしてレストランの予約は基本的には日本では必要ない事、看板は日本語でしか書かれていないかも、など念のため伝えておきましょう。
Just confirm with you,but do you know?(確認までですが○○はご存知ですよね)と言う言い回しも使えます。
4. 謝罪はsorryよりもapologize
時にお客様に謝罪しなければならない事もありますが、日本人が良く使うI’m sorryは避けましょう。
間違いではありませんが、I’m sorryは、残念だと言う意味でも使用され、例えば行きたかったお店が閉まってた、と言うお客様に対してOh, I’m sorry to hear that(それは残念だったね)と言う様に使います。
きちんとした謝罪が必要な場面では、I apologize for ?と言う表現の方がより丁寧に伝わります。