イギリスに住んでみて分かった!アメリカ英語との違い(単語編)
私が学生の頃、2年間イギリスで留学生活を送った時のことです。
それまで中学から大学までアメリカ英語に慣れていた私は、イギリス英語の発音やスペルの違いは少し分かっていましたが、実際に単語の違いは学ばなかったように思います。
ロンドンなまりの英語をコクニーと呼びますが、これは植民地であったオーストラリアでも使われています。
大きな違いはイギリス人はCANを「カン」と発音します。だからCAN’Tは「カント」になります。鼻から出るようなスノビッシュな発音です。
THEREを「ゼー」HEREを「ヒー」と言う感じです。
疑問文でも語尾を下げることもあります。
またスペルもERがREだったりしますから、THEATERはTHERTRE、CENTERはCENTREと言う感じです。
それよりなにより、単語の使われ方が全く違って戸惑った経験がたくさんありました。
例えば、友達とデパートの一階入り口で待ち合わせるのに、何と一階は「SECOND FLOOR」なのです。
一階の入り口付近で友人を待つこと数十分。危機を感じて2階から呼びに来てくれた彼女は、イギリスではFIRST FLOORはセカンドフロアと呼ぶこと、アメリカ式に一階で待ち合わせるのには、GROUND FLOORと言わなければならないことを学びました。
エレベーターのことはLIFTと呼びます。
彼女のアパートにも遊びに行きましたが、アパートはFLATと呼びます。
ポテトチップスを買っていこうとしたら、それはCRISPSと呼ばれるし、だったらチップスのことは何だろうと思えば、フレンチフライのことでした。
映画に行こうと誘えば、ムービーではなくてFILMと言うことでした。
地下鉄のことはアメリカではSUBWAYですが、イギリスではTUBEとかUNDERGROUNDと呼ばれます。
なので会話がちぐはぐになったり、理解に苦しむこともありましたが、あとになれば笑いの種です。
ここでアメリカ英語(左)とイギリス英語(右)の違いを整理してみます。
- FALL→AUTUMN
- COOKIE→BISCUIT
- FRECCH FRIES→CHIPS
- POTATO CHIPS→CRISPS
- APARTMENT→FLAT
- MOVIES→FILM、CINEMA
- SIDEWALK→PAVEMENT
- GAS→PETROL
- GARBAGE CAN、TRASH CAN→DUSTBIN
- FIRST FLOOR→GROUND FLOOR
- SECOND FLOOR→FIRST FLOOR
- THIRD FLOOR→SECOND FLOOR
- ELEVATOR→LIFT
- MOTORCYCLE→MOTORBIKE
- MAILMAN→POSTMAN
- BAR→PUB
- RAILROAD→RAILWAY
- ZIPCODE→POSTCODE
- PURSE→HANDBAG
- ROUND TRIP→RETURN
- ONE WAY→SINGLE
- GARBAGE→RUBBISH
- CANDY→SWEETS
- CAB→TAXI
- SCHEDULE→TIMETABLE
- RESTROOMやPUBLIC BATHROOM→PUBLIC TOILET
- VACATION→HOLIDAY
- BUS STATION→BUS DEPO
- PANTS→TROUSERS
- ZIPPER→ZIP
- CAN→TIN
まったく違うものもありますが、だいたいにているものや日本では馴染みの単語もあります。このほかにも探せばたくさん出てくるでしょうが、初めてイギリスに行って戸惑わないためにも、知識としてインプットしておいたほうがいいと思います。