英字新聞の購入方法と読み方のコツ

読者の皆さんこんにちは。

今回は、海外メディアの一つである英字新聞を通して英語を学ぶ方法についてお話ししようと思います。

数あるメディアの中から英字新聞を選んだのは手軽に手に取ることができ、自分のペースで読むことができる点にあります。

TVやインターネットといったハイテク機器が世の中に出回る今では、紙媒体よりもむしろそちらの方がよりフレッシュで、よりローカルな情報を得られるとは思います。

ですが、メディアそれぞれに良い点があり、学習という観点からすると、学校英語らしいきちっとした文体のものを利用した方が良いです。

ですから、学習にフォーカスした読みやすいレベルのものが多く、読み途中で投げてしまうというもったいないことが少ない英字新聞は、海外メディアに触れるきっかけにうってつけです。

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英字新聞の購入方法

まずは、どの英字新聞を選ぶべきか、購入方法についてお話ししましょう。

今の世の中、タブレットを筆頭にデバイスで書物を読むことが当たり前となっています。データをダウンロードするので収納に困りませんし、持ち運びも自由自在です。

また、紙媒体よりやや安いのも魅力ですね。

しかし、紙媒体にも利点はあります。

実際にペンを使って書き込みができたり切りはりができることです。

間違いなく新聞を読む中で知らない単語や表現があると思います。それらをチェックしてリストアップしておく事で記憶に残りますし、忘れたとしてもすぐに参照できます。

学習記録として残るのでモチベーションの維持にも役立ちます。

主な英字新聞には、The Japan Timesや毎日ウィークリー、朝日ウィークリーがあり、新聞ではないですがTIMEという情報雑誌もあります。

これらは日本語の新聞同様、駅構内の売店に普通に売っておりますし、コンビニで購入する事もできます。この中で、英字新聞初心者におすすめなのはJapan Timesです。

Japan TimesにはThe Japan Times STという学習者に嬉しい日本語対訳や注釈付きなので辞書無しで読むことが可能です。

また、英語学習に役立つコラム(TOEIC対策、英文ライティングなど)があるのも嬉しいです。

ただ、全体的な分量は初学者にしては多いので、興味のある記事だけ拾い読みする形になってしまう恐れがありますので注意しましょう。

Japan Timesを流し読みで全体通して読めるレベルになれば、本家のnoThe Japan Timesのみならず他の英字新聞も手軽に読めるようになるはずです。

英字新聞の読み方

英字新聞の記事を大別すると以下の3つが挙げられます。

1.ストレートニュース
事件、事故、政治、経済などの5W1H(いつ、だれが、どこで、何を、なぜ、どうした)が明確に示されたニュース。
2.フィーチャー記事
上記ニュースの背景や、後日談などをヒューマン・インタレスト(人間的関心)の観点から取り上げた記事。
3.解説記事、社説
ニュースや出来事に付加価値を加え、その是非を問う記事。

そして、これらの記事どれをとっても基本はHeadline(見出し)、Lead(リード)、Body(本文)の3つの要素から成る逆三角形構造をとっています。

Headline
Headlineとは全体記事の要約です。これによって読みたい記事を一目で新聞全体から探せます。本文より大きく目立つ活字が使われているために掲載記事の核心部分をそこから拾うことが可能です。
Lead
Leadとは記事最初のパラグラフでニュースの核をなすものです。5W1Hをカバーし、記事の完全な要約とも言えます。ほとんどの記事は、HeadlineとLeadを読めば概要が分かるように書かれています。
Body
Bodyとは、Leadに引き続き、ニュースのより詳しい情報を提供する部分になります。重要な情報ほど前に書かれ、後のパラグラフになるほど重要度が低くなる傾向があります。この書き方は突発的なニュースで紙面を書く場合、長い記事がいつでも切れるようにしたり、読者が記事全体を読まなくても要点がわかるようにするための工夫です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は英字新聞の特徴の説明が主だったいたため、なるほどとは思われたかもしれませんが、実際に自分が英字新聞に挑戦する姿をイメージすることは難しかったかもしれません。

「百聞は一見にしかず」という諺にある通り、実際にやってみるのが一番手っ取り早い方法です。

新聞の読み方というのは人それぞれだと思うので今回はそれについては触れませんでしたが、自力で最適な英語学習スタイルを確立するのも重要なことなので、ぜひ挑戦してみてくださいね!