英語上達に近道なし!マイペースで続けること
現代社会は効率と合理化、そして結果が何より重視される時代です。何事も早く良い結果が求められます。
英会話も少しの頑張りで、すぐ話せるようになれたらそれはとってもラッキーなことですよね。でも現実はそれほど甘くはありません。
何か月も何年も英語学習に取り組んでいるのに、中々話せるようにならない。達成感が感じられないので、途中で挫折してしまう人も少なくないでしょう。
英語学習に限らず、〇〇するだけで上手くなる!という方法はありません。大事なのは自分の性格やライフスタイルに合わせて、英語に挑戦し続けることです。
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自分のペースで取り組む
特に社会人だと平日は仕事があるので英語の勉強のために、まとまった時間が取りにくいもの。そういう人は1日15分でいいので英語を聞く、1日2個の英単語を覚える、などコツコツ続けましょう。人と比べる必要はなく、例えて言うならマラソンランナーのように地道に走り続けるのみです。
マラソンは長距離なので、ずーっとダッシュのようなスピードで走り続けることは不可能です。重要なのは自分のペースで走ること。随所随所でスピードを上げたり下げたりしても構いません。要はペースを保つこと。
長丁場だからこそ走る続けることが、いかに大変かが分かります。周りの人間のことは気にしないで、マイペースで英語の勉強を続けましょう。
苦手意識を取り除くために
子どもの頃から英語が苦手で、今も全然分からないという英語嫌いな人は、無理をして好きになろうなんて思わないで下さいね。無理矢理好きになろうとするのではなく、1日数分で良いので毎日英語に触れること。
前述したように1日15分間だけ英語教材のCDを聞く、英語のテキストを1ページだけやる、英単語を1個覚えるなどなど。これらの小さな積み重ねを毎日続けることで、いつしか習慣になります。習慣になるということは英語に触れることが当たり前になります。
よくダイエットに励む女性は沢山います。でも、今まで運動をしてこなかった人が、朝にウォーキングを始めたとします。
3日目までは朝起きるのがだるかったり、疲れたりで面倒になって止めようかと考えてしまいます。しかしこの考えを払拭して毎日続けていくと、そのうち朝起きることもウォーキングすることも苦にならなくなっていきます。
私にも経験がありますが、不思議なことに毎日続けていくと、しない方が何だか気分が落ち着かなくなります。習慣になると自然に取り組めるようになるので素敵です。
英語嫌いな人はぜひ、毎日数分でいいので英語に触れる時間を作ってください。難しい問題を解いたり、何時間も机に向かう必要はありません。ただ英語に触れる時間を意識して作ること。
いつ結果が出るかは誰も分かりません。1か月後かはたまた半年後か?でもこれだけは言えます。毎日続けることで何かが変わりますよ。
小さな分かった!でハッピーに
私の友人に学生時代から英語が苦手で、英語を必要としない会社に就職した人がいました。しかし昇給や昇進を望むなら、TOEICでそれなりの点数を取らなくてはならないことがのちのち分かったそうです。
そこで彼は毎日通勤中に英会話のリスニング問題を聞いたり、TOEICの教材を勉強するようになりました。最初はかなり苦労したそうですが、そのうち分かったこともちらほら出てくるようになったそうです。分かったことや聞き取れるフレーズが増えていくと、ますますやる気が出て勉強量を増やしたようです。
彼のように英語の苦手意識を考えないようにして、毎日コツコツ英語に触れたことが功を奏しました。習慣になるまで続けた彼は尊敬できます。
ただここで注意してほしいのが、英語の理解にあまり重きを置かないこと。どれだけ英会話ができるようになったのか、どれくらい聞き取りができるようになったのか、気にしすぎると理想と現実のギャップで、ますます英語が嫌いになるような気がしませんか?
自分が今やっているのは受験勉強ではありません。何かのきっかけで英語を話せるようになりたいとか、英語が分かるようになりたいと思ったからです。
大切なことは毎日英語に触れること。そして習慣にすることです。そうすれば近い将来、自分の変化に気づけるはずです。
まとめ
シンプルな英語の挨拶ができるようになった!洋楽を聞いていて単語が聞き取れた!など些細なことでいので、小さな分かった!が増えればいいのです。英会話の苦手意識を克服するために焦りは禁物。長い目でじっくりマイペースで取り組みましょう。