楽しく英語力アップ☆TEDを最大限に活用しよう!
TEDという言葉を知っていますか?
TEDというのは、Technology Entertainment Designの略称です。世界の著名人がプレゼンテーションをするカンファレンスの様子を、TED Talksという動画配信アーカイブにおいて、無料で見れるものです。
政治家や経済学者、実業家や音楽アーティストにいたるまで、じつにさまざまな分野の人たちが、それぞれ特色あるプレゼンテーションをするのです。
過去にプレゼンテーションを行った有名人としては、元アメリカ大統領のビル・クリントン氏、Google創業者であるラリー・ペイジやセルゲイ・ブリン、ノーベル賞受賞者のジェームズ・ワトソン、U2のボノなどです。誰もが知っているような人たちですよね。
もちろん、プレゼンテーションのトピックも多岐にわたります。私たちの人生を豊かにしてくれるような話、ビジネス世界において役立ちそうなスキル、科学や社会や音楽にいたるまで、さまざまなトピックがあります。
もしあなたが、何事に対しても無関心で興味が沸かない・・という人であったとしても、このような多岐にわたるTEDのトピックであれば、何かしら一つでも「おっ」と興味が沸くようなものがあるはずです。
英語の勉強教材としてもTEDは最適です。TEDを最大限に活用して、英語力アップのみならず、人生におけるヒントも習得してしまいましょう。
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そもそも、TEDとは?
TEDは、アメリカのNPO法人であるThe Sapling Foundationという会社が運営しています。
”Ideas worth spreading”(広めるに値するアイディア)というポリシーにより、著名人を講師としてプレゼンテーションをおこない、そのカンファレンスの様子をインターネット上へ随時アップロードしています。費用は無料です。
プレゼンテーションというと、一方的に長々としゃべられて、いつも眠くなってしまう、どうしても気が重くなってしまう、そんな人もいるかもしれません。
でもTEDなら大丈夫です。プレゼンテーションの長さは、長くても20分程度、短いものでは、5分くらいのものもあります。5分だけなら、集中して取り組みやすいですね。
一度TEDを見てみるとわかりますが、プレゼンテーションの内容がほんとうに面白いです。日本の講演会にありがちな宣伝的な要素もTEDにはありませんので、安心して集中することができます。
何回見ていても飽きのこない、そんな”エンターテイメント”に仕上がっています。
TEDには字幕が付いている!
TEDのプレゼンテーションは基本的には英語で話されています。世界各国の人でも理解が進むようにと、さまざまな言語に翻訳されているのです。日本語では、約1000本のプレゼンテーションを字幕付きで見ることができます。
映画のDVDなどと同様に、日本語の字幕を消したり、英語の字幕に切り替えたりすることが可能です。英語学習には最適な教材ですね。
まずは字幕無しで視聴してみましょう。最初は聞き取りが難しいかもしれませんので、次に日本語字幕付きで見ます。プレゼンテーションの内容を把握することができたら、最後に英語字幕付きで見ます。
初めての単語や表現があったら、辞書で使い方を調べて覚えましょう。聞き流しではなく、集中してしっかりと聞くことがポイントです。
まとめ
いかがでしょうか?
今日家に帰宅してから、いつものようにテレビのスイッチを入れる前に、インターネットを開いてTEDを見てみてください。
きっと、その面白さにあなたもハマることでしょう。
知識や教養を吸収できるだけではなく、何度か聞くことによって英語の勉強にもなるという、まさに一石二鳥ですね。百聞は一見にしかず、ぜひ一度お試しください。