英単語の覚え方!パズルのように暗記するコツ
読者の皆さんこんにちは!今回は英単語の覚え方についての小話をしようと思います。
突然ですが皆さんは何か物事を覚える時、文字で覚えますか?
それとも映像で覚えますか?
何を言っているんだという人は人の名前を覚える時のことを考えて下さい。
写真と名簿を睨めっこして覚えてしまえる方が多いか?
最初は顔と名前が一致していなかったけれども、その人と関わってその人のことを知る内に覚えていく方が多いか?
前者は言語記憶で、後者は映像記憶です(厳密には一概にそうとは言えないですが)。あくまで私の予想ですが後者の方が多数だと思います。
なぜなら、記憶の引き出しに付いている目印が、圧倒的に後者の方が多いからです。なので一つの物事を思い出すのに多方面からのアプローチが可能なのです。こと英単語の暗記でも同じです。
では、どのように英単語にイメージを結び付けるか?そのテクニックをこれからお教えします。
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英単語の成り立ちを覚えよう
我々日本人が学校で漢字を習った時に、その語源として象形文字というのを習ったかと思います。英語にも語源というのがもちろん存在しています。
例えば、prewarという単語とpostwarという対義語があります。この2つの単語に共通するのはwar(戦争)です。ということはpreとpostが対義語の関係にあります。これらは接頭語と呼ばれpre(以前の)、post(後の)という意味があります。よってprewarは(戦前の)postwarは(戦後の)という意味になります。
このように成り立ちを覚えてロジカルに単語学習に取り組むことで覚えやすく忘れにくいという実感が得られると思います。
この方法だと本来何度も反復することで身につくはずの長期記憶が容易に身につくと見込めます。
この勉強法にうってつけなのが「gogengo」というホームページです。
gogengoでは気になった英単語を検索バーで検索してその語源を上述ような形で調べることが可能です。扱いやすいのでオススメです。
また、語源を学ぶのは、単語学習以外にも未知の単語に遭遇した時にも効果を発揮します。
なぜなら、単語帳1冊をマスターしてもまだまだ知らない単語というのは多くあります。しかし、その多くが基本語と接頭語の組み合わせなどのいわば自力で分かる単語である可能性が高いです。
wikipediaによると各語の90%以上を理解しようとする場合、フランス語なら約2000語、英語なら3000語、ドイツ語なら約5000語、日本語なら10000語が必要と言われている。
確かにアルファベット表より日本のあいうえお表の方が倍近いボリュームがあることからも納得できますね。
次は、英単語に関連して、日本語で言うところの助詞や助動詞の覚え方について触れたいと思います。
前置詞はイメージが大事!
皆さんが英語学習をしていて最も悩むのが冠詞だとすれば、2番目は前置詞になると思います。
日本語でもよく、海外の方から助詞や助動詞の使い分けが紛らわしいと言われますし、恐らくどの言語でも曲者なんでしょうね (笑)。
ですが、英語は今まで述べてきたように語源がキーポイントです。
ほぼ全ての単語には語源というのが一番初めにあり、それを原義としてそこから様々な使い方がなされて、様々な意味が派生し現在の辞書に記されているようになったのです。
つまり、語源と原義をおさえて、そこから想像力を働かせていくことで私たちはいちいち1つ1つを頭ごなしに暗記するという苦行から解放されて、それだけでなく英文内容をそこに登場する単語1つ1つのイメージを読み取って映像として捉えることが可能になります。
では前置詞をイメージで捉えるにはどうすればいいのでしょうか?
例えばこんなサイトがあります。
このサイトにあるように、前置詞のイメージをイラストで捉えるというのは良い方法だと思います。自分の感性を刺激するイラストならきっと英文中で映像として機能してくれるものだと私は信じています。
ではここで一例をご紹介しましょう。
undergroundという英単語がありますが、これはunder(下の、下に)ground(地面)で地下の(形容詞)、地下に(副詞)という意味になります。
他にも熟語でgo throughというのがありますgo(行く)とthrough(~を通り抜けて)の組み合わせから~を通過する→(手順として)(部署などを)通す→~を経験する,~を受ける、といった意味があります。
これらのコンテンツを全て含んだ良書にジーニアス英和辞典がございます。是非お試しください。読者の皆様の英語ライフが達者であることを願っております。