英単語をミルミル覚えるために重要な5つのポイント

単語帳を持つ女子高生

英単語、覚えていますか?語彙がなければ会話はできません。英会話上達のためには、英単語を覚えて使えるようになるのが必須条件です。

だけど、そうは言ってもなかなか覚えられない…そんな方のために、筆者が実践した英単語を覚える方法を伝授します。

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1.目標を決める

目標を決めスタートする様子

当然のことながら、単語を覚えていくのはひたすら地味で単調な作業の繰り返しです。何も目標がなければすぐに諦めてしまうでしょう。

まずは市販の単語帳(CD付が望ましい)を一冊買い、そして「一週間で○ページまで覚える」という目標を立てます。一週間で覚える量の目安は50~100語くらいです。最初から欲張らず、自分の記憶力と相談しながら決めましょう。

2.聞きながら読み、書く

聞きながら単語を書く様子

少なくとも英単語については、暗記=黙読して頭に入れる、ということではありません。五感を使って覚える方が記憶に焼き付きます。CD付の単語帳を買われた方が良いのはこのためです。

CDから流れる英単語を聞き、それを真似して読みながら書く!これが鉄則です。こうすることによって、単語のみならず英語を話す力も得ることができます。慣れていないうちは大変かもしれませんが、そのうち記憶への残り方が全然違うのが分かってくるはずです。

ですがどうしてもそれが難しい方は、CDの音声を聞きながら単語とその意味を目に焼き付け、音声の終わりと同時に顔を上げて同じ単語を言うという、「リードアンドルックアップ」をするだけでも違います。英語の綴りは残りにくいかもしれませんが、英会話上達には効果が期待できるでしょう。

3.反復する

単語帳を反復して取組む様子

例えば同じ50語を5日間で覚えるのでも、1日で50語覚えて残り4日で反復するのと、毎日10語ずつ覚えるのとではどちらがより記憶に残ると思いますか?答えは前者です。

人は忘れる生き物ですから、1日経つと前日覚えたことなど頭に残っていません。後者のやり方だと一見効率がいいように思われますが、最終日には1日目で覚えた単語などすっかりなかったことになるのです。

1日目から完璧に覚えなくてもいいので大まかな全体像を掴み、そこから細部を埋めていくというイメージで進めていくとよいでしょう。

4.自分自身に緊張を与える

英単語を覚えたかを確認する様子

すべて上記の方法通りに覚えていったとしても、自分の達成度がどれくらいなのか、今の自分に必要なことは何なのか、といったことはよく分かりません。

ですから、その一週間の最終日に単語テストを自分でやってみてください。確かめるべきなのは次の二つです。

①単語をシートなどで隠し、意味を見ただけですべて正確に綴れるかどうか
②和訳を隠し、単語を見ただけでだけですべての意味が浮かんでくるか

この2点で問題があればそこを覚えなおし、範囲内は完璧に覚えられた!という状態になるまで仕上げていきます。

5.さらに負荷をかける(応用編)

さらに難しい英単語を覚える

テストをしてもちゃんとクリアできるようになり、自分でも「なんとなく要領を得てきたな」と思ったら、さらに負荷をかけましょう。

例えば、大抵の単語帳にはその単語の実際的な用法が短文として載っています。短いフレーズですので、1周目が終わって2周目にさしかかった時などに、単語ではなくそこを覚えるのもアリです。

また、同じ単語帳を何周もして、何度やってもすべての単語が完璧頭に入った際には、もう少し上のレベルの単語帳でもいいですし、慣用句を集めた本に手を出してみてもいいかもしれませんね。

まとめ

あくまでこれは「英会話の基礎体力である英単語の覚え方」です。死ぬ気で努力して英単語を覚えたからといって、それだけで英語がペラペラになるわけではありません(リーディングはかなり楽になりますが)。

実際に外国人を前にして出るのは、勉強しなくても知っていたような簡単な単語ばかり…つまり、長年身に染み付いた英語ばかりなんですね。

自分の経験から学んだことで皆さんに伝えたいのは、英単語は覚えたら早速使ってみるということ、そしてどんどん「使い慣れた英語」を増やしていってほしいということです。実践あるのみ、です。頑張ってください!