辞書も英会話も無料！英語学習に使えるiPhoneの機能

英語学習法

仕事で英語が必要、でも毎日忙しくて英会話教室に通う時間はないし、なるべく費用は抑えたい…。

そんなあなたにおすすめできるのがお持ちのiPhoneを英語の学習に使うこと。とは言っても、新しくアプリをダウンロードする必要はありません！iPhoneに内蔵されている機能を使ってお手軽に英語の学習ができてしまいます。

そこで、今回はiPhoneの辞書機能を使って単語の意味を調べる方法とSiriを使って英会話の練習をする方法を解説します。もちろんどちらも、もとから内蔵されている機能なので無料で使えます。iPhoneを上手に活用して英語力をアップしちゃいましょう！

iPhone内蔵の辞書機能で英語サイトも怖くない

辞書アプリをお探しのあなた、iPhoneにはもともと辞書機能が内蔵されていることをご存知ですか？

「え！辞書アプリなんてホーム画面にはないよ！」と思うかもしれませんが、そう思われても無理はありません。なぜならばiPhoneの辞書機能はホーム画面には表示されないからです。それではどうやって使うのでしょうか？とても簡単なので一緒に試してみましょう。

まず、お持ちのiPhoneでブラウザを開いてみてください。SafariでもChromeでも大丈夫です。

どのウェブサイトでも良いので英語のウェブサイトにアクセスしてください。適当なウェブサイトが思い浮かばなければアメリカのCNNやイギリスのBBCなどのニュースサイトをおすすめします。

そして、テキストが表示されたらどれでも良いので単語を長押ししてみてください。いつもコピーをするときと同じ表示が出ますが、その中に「辞書」という表示が見つかりませんか？この「辞書」と言う表示をタッチすると辞書に記載されている単語の意味が表示されます。

辞書の設定は、辞書が表示されている画面の左下にある「管理」という表示をタッチすれば簡単に行えます。

英語の学習であれば、New Oxford American Dictionary（アメリカ英語）やOxford Dictionary of English（イギリス英語）といった英英辞書や、ウィズダム英和辞典/ウィズダム和英辞典を設定できます。

そのほか、国語辞典もありますし、ほかの外国語の辞書も豊富に用意されています。もちろん、すべて無料です！しかも、一度iPhoneにダウンロードした辞書はオフラインでも使えるので、仕事や旅行で海外に行くときでも通信料を気にせずに使うことができます。

今回は分かりやすくするためにブラウザで使用することを例に挙げましたがメールアプリなどでも使うことができます。

iPhoneに内蔵されている辞書機能を活用すれば、英語のニュースサイトなどで読解力や単語力を磨くことができるようになります。

Siriを使って無料で英会話の練習ができる

最近ではiPhoneに内蔵されているSiriの機能も便利になってきたので使っている方も増えてきているかと思いますが、英会話の練習にも活用できることを知っていましたか？

Siriは音声認識なので正しく発音することはもちろん、文法的にも意味が通じる文章を話さないと認識してもらえません。

TOEICなどのテストでは高得点が取れても、英会話となると苦手という人は少なくないですよね。そんな方にこそ、Siriを活用することをおすすめします。もちろん、iPhoneに内蔵されている機能なので無料ですし、気が向いた時やすきま時間に実践できるのでとても便利です。

Siriを使って英会話の練習をするためには、まずiPhoneの設定画面からSiriの言語設定を変更する必要があります。

ひとくちに英語と言ってもアメリカやイギリス、オーストラリアなどのほか、なんとインドやシンガポールも選べるようになっています。通常であればアメリカやイギリスなどを設定すればよいと思いますが、必要に応じて選びましょう。

なお、Siriが話す英語のアクセントはアメリカ、イギリス、オーストラリアの中から選べるようになっています。

設定が済んだら、あとは日本語で使うときと同じようにひたすら話しかけるだけです。普段からiPhoneに英語で話しかけて操作していたらちょっとかっこいいですよね。

ここまで読んだ方はお気づきかもしれませんが、Siriを使えば英会話の練習だけでなく、リスニングの練習にもなります。特に、日本にある英語の教材や英会話教室はアメリカ英語が中心なので、イギリス英語やオーストラリア英語に慣れたい方には特におすすめです。なるべく画面表示を見ないようにして、どこまで会話が続くかチャレンジしてみるのも英語力アップには有効でしょう。