初心者必見!Language Exchangeで世界へ一歩踏み出そう
英語の勉強をはじめると、いろんな国の人と交流してもっと視野を広げたいと思うようになりますよね?
でも、誰かと話すにも身近に外国人の知り合いがいるわけでもないし、どうやって話の相手になってくれる人を見つけたらいいのでしょうか。
”Language Exchange”という言葉を聞いたことはありますか?
”Language Exchange”とは、言語学習をしたいと考える同じ目的をもった人同士がお互いに無料で教えあうという非常に合理的な学習方法です。
インターネットの普及に伴い、こういったサービスを提供しているサイトは数多く存在しており、既に欧米では多くの人に利用されています。
スポンサーリンク
まずは英語メールからはじめよう
”Language Exchange”にもいろんな形があります。チャットやスカイプで会話したりすることもできますが、初対面の人にいきなり英語で会話する抵抗があるという人は多いでしょう。
そんな人は、まずメール交換からはじめてみることをオススメします。ある程度なれてきたら、スカイプなどに挑戦してみても良いかもしれません。
メリット
- コストは0円!
- 日本からでもPCさえあれば、世界中の人と繋がることができる。
- いろんな国のいろんな文化を知ることができる。
- あまり緊張せずに自分のペースで続けられる。
- Writingのスキルアップもできる。
世界中のいろんな人に出会う
私自身、アメリカ、イギリス、イタリア、カナダ、スウェーデン、ドイツ、フィンランド、メキシコ、アルジェリアなど、いろんな国の人たちとメール交換通して、様々な文化を知ることができました。
行ったことのない国、自分では行くことのなさそうな国の人とも交流でき、英語学習以外にも、生活や文化などリアルな情報を得ることができました。
多くの人との交流によってモチベーションもあがりましたし、英語学習の土台を築いたといっても過言ではありません。
以下は実際に私が利用していたサイトですが、比較的真面目に勉強している人が多く、長くやり取りが続けることができる人が多かったです。
参考サイト
言語交換コミュニティ – My Language Exchange
どんな人たちが登録しているのか?
世界中からいろんな人が登録しており、その目的や勉強したい言語は様々です。たまに変わった人もいますが、幅広い年齢のいろんなバックグラウンドを持った個性豊かな人たちと交流することができます。
日本語を勉強したい人は、主に以下のような理由で登録しています。
- 日本文化に興味がある人
- 日本語を勉強しているから、日本人の友達を作りたい
- 過去に来日したことがあって、日本語を忘れたくないから勉強したい人
- 来日の予定があるため、情報収集したい人
どんな人を探したらよいのか?
英語圏以外の国にも目を向けること
英語を教えてもらうには、アメリカ人やイギリス人などのネイティブスピーカーから教わるのが一番だと考えがちですが、必ずしもそれがベストということはありません。英語圏でなくても英語が堪能な人は多く存在します。
日本のような島国とは違って、特にヨーロッパやアメリカなど移民の多い大陸や地続きになっている国々では、複数の言語を操れる人が多く、いろんな国の人が共存しているので、共通言語として英語が話せる人が基本的に多いように思います。
英語以外に興味のある言語を話す国や、自分の興味のある国出身の人も候補者として選択肢に入れることをオススメします。自分が興味ある国の人から、英語でその国の文化を学んだり情報を仕入れることもできるからです。
参考までに、私が実際に長くしっかりしたやり取りが続いた例をご紹介したいと思います。
日本文化に興味があったスウェーデン人とフィンランド人
スウェーデン人の女の子は、日本の音楽に興味をもっていました。年も近いこともあって、身近な日常生活の話題で非常に盛り上がりました。
フィンランドの50代の女性は、趣味で旦那さんと柔道をやっているため数年に一度日本に来日している人でした。こちらの二人とは、英語でずっとやり取りしており、日本語でもやり取りはほとんどなかったように思います。日本語というより文化に興味があったからではないでしょうか。
北欧は教育水準が高いことで有名ですが、英語教育も幼少から行っているため、ほとんどの人が英語を話せるそうです。そして、視野が広く様々なことを経験している人たちで、自分の知らないことを沢山教えてもらうことができたのも楽しかったです。
将来日本で仕事をしてみたいメキシコ系アメリカ人
もともとはメキシコ出身ですが、小さい頃アメリカに移住してきた男性と女性2名とやり取りをしていました。
男性の方は仕事をしながら日本語を猛勉強しており、女性は将来ALTで来日し英語を教えたいということで、2人とも仕事をしたいという目的があったため、日本語を勉強したいという意欲が強いように思いました。
実際のやり取りは、英語と日本語半々で、お互い相手の言語(私は英語、相手は日本語)で文章を書く+相手の文章を添削して返すというような方式に自然となっていました。
2人に共通していたことは、非常に筆まめで、英語の文章の添削をしてくれたり英語の表現に関する質問しても丁寧に教えてくれました。とても律儀で心が温かい人たちでした。
どんなスタイルで進めていくか?
Language Exchangeを続けていくことにおいてネックとなるのは、日本語と英語のバランスです。その人の目的によってバランスは変わってきます。
上記でも述べましたが、文化に興味のある人は日本語習得を目的としていないため、英語でのやり取りメインになるので、こちらの英語力をのばすには非常に有効です。ただ、文化に興味を持っている分、自分もそれに関する情報を提供してあげる必要はあります。
逆に、日本語の勉強を主な目的としている人は、日本語を教えてほしいと思っているため、こちらも教えてもらうかわりに同じように教えてあげる必要があります。
英語をたくさん使えた方がもちろん良いので、文化に興味がある人に相手になってもらうこと一番ベストですが、日本語を教えるのことも、日本語について深く考える機会を持つようになり、それがとても新鮮でした。
日本語から英語を考えることも、実は大事なことだと気がつきました。
気をつけるべきポイント
私自身は嫌な体験はありませんでしたが、全ての人が信用できる人とは限りません。中には、全く別の目的で登録している人もいますので、信用できると判断するまではあまり油断してはいけません。
- 簡単に電話番号やfacebookなどの個人情報は教えない。
- 普段自分が使用しているアドレスとは別に専用アドレスを作っておく。
- もし無理なことや不快なことがある場合は、はっきりNOと言う。
また、すぐに良い”Language Exchange Partner”が見つかる場合もあれば、なかなか見つからない場合もあります。
こればかりは実際にやり取りしてみないとわからない部分もあるので、以上のことを頭の片隅に入れつつ、”Language Exchange”で楽しく生きた英語を学習しましょう。