口の筋トレでスピーキング力は必ず変わる!英会話力もあがる

スピーキング

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足りていないのは、話すための筋トレだった

「英会話教室に通っているのに、思ったように話せるようにならない。」
「TOEICの勉強とか、いろんな問題集で勉強しているけど、話す力が追いついていない。」

こんな風に思っている人はいませんか?

私たちに足りていないもの、それは圧倒的に”英語を発声すること”です。

「話をする機会もないし、相手もいないから。。。」と考える人は多いと思います。確かに言葉は相手あってのものですが、例え目の前に話す相手がいても、自分が言葉をアウトプットするためのトレーニングをしないことには会話ができるようにはなりません。

まずはじめにやるべきこと、それは、自分の口が英語を発声できるようにするための筋トレであり、身体的に口を英語の発音に慣らすことなのです。

Speaking

子供の場合、脳も身体も柔軟であるため物事を吸収する力も早いですが、大人ではどうでしょう?

例えば、大人になってから何かスポーツを始めるとしましょう。脳みそも身体もガチガチに固まってしまっているため子供と同じようにはいきませんよね?

けれども、英語を話すための筋トレをコツコツ行うことで話す力を確実に強化していく事ができます。いわば柔軟体操のようなものです。そこで今回は、スピーキングにおける筋トレ方法についてお話したいと思います。

どうやって筋トレするか?とにかくまねること

英語の学習は、子供が大人の発音をまねて言葉を覚えていくように、まねることから始まります。ネイティブスピーカーの言葉をどんどんまねて発音する方法としては、シャドーウィングとオーバーラッピングというものがあります。

シャドーウィングとは?

聞こえてきた音声に対して、後から追うように発声していく方法です。

主にリスニングに集中することになるので、話す力と同時に聞く力を養うことができます。はじめは、スクリプトを見て文字を追いながら練習し、慣れてきたら聞こえてくる音だけを頼りに発声していくようにします。具体的には、英語力がアップするシャドーイングのやり方をご参照ください。

オーバーラッピングとは?

後から追いかけるシャドーウィングに対して、オーバーラッピングはもとの音声にかぶせて発声し、全く同じタイミングで発声する方法です。

基本的にはスクリプトを見ながら、聞く、読む、話すを同時に行っていきます。スクリプトを暗記して完全一致させることができるくらい練習できればベストです。具体的には、オーバーラッピングでリスニング対策をしよう!をご参照ください。

Speaking

どちらも繰り返し行う事で正しい発音とイントネーションはもちろん、英語の”間”も身につけることができます。短い文章からはじめてみてください。

棒読みするのはなく、ネイティブになりきって実際の会話のように表現力豊かに発声することが大事です。これを何度も繰り返していくことで、口が英語を話すことに慣れてきます。

おすすめのシャドーイング入門書

NHK英語でしゃべらナイト CD付き 1日5分! シャドーイングドリル入門―スピーキング&リスニング力がぐーんとアップ! (主婦の友生活シリーズ)

英語と日本語では使う筋肉も違う

そもそも日本語の発音と英語の発音は全く違うものなので、当然使う筋肉も変わってきます。

日本語の場合は母音をはっきり発音しますが、英語では子音の発音がとても大事でいかにクリアに発音できるかがネックになってきます

そして、日本人はこの子音の発音の使い分けが苦手でもあります。

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先ほど、正しい音を聞きながらそれを追って真似て練習をすると述べましたが、実際にうまく発音できない音も出てくるでしょう。継続することによって、英語の発音に順応し、口の動きも柔らかくなり改善されていきますが、大人である私たちは、その違いを知識として持っておくということも大事です。

以下にご紹介する本では、発音に関する日本語と英語の違いについて興味深く書かれています。違いについて頭でも理解しておくことで、苦手な部分にも意識しながら取り組むことができます。

おすすめの発音教科書

英語舌のつくり方 ――じつはネイティブはこう発音していた! (CD book)

毎日少しずつ継続するのが筋トレ

そもそも筋トレは一人でコツコツやるものです。

スポーツの世界でもそうですが、一流選手は日々のトレーニングの積み重ねによってすばらしい結果を残しています。それと同じように、独学の時間にどれだけ口の筋トレをやるかによって、スピーキング力に磨きがかかります。

是非1日15~30分ほど取り入れてみてください。英語の発声に慣れることが英語を話す上での自信と安心につながり、会話力もアップするはずです。