ネイティブに通じる英語を話すための5つの方法
英語を学びたい、英会話をマスターしたい!と思うきっかけって、いろいろあります。でもほとんどの場合、ただ単に「英語がかっこいいから」ということが根底にあるのではないでしょうか?ただ、すっかり日本語の舌が完成してしまった日本人からすると、ナチュラルな発音を習得するのは至難の業、もはや完璧にしたくても不可能!というのが現実・・・
でも諦めてかかってはいけません!すぐには無理でも、継続すればそれなりに上達すること間違いなしです。今回はできるだけネイティブに近い発音を手に入れるための方法をいくつかご紹介します!
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1.単語のスペルを正しく覚える!
私自身、生活の中で実際に英語を使うようになったのは大学生になって、留学へ行ったときでした。それまでは学校で、自宅でただ机上で英語を学んでいただけで、「こんなことして本当に英語ができるようになるのかな」と不安になっていました。しかし海外の地で英語を話すときになによりも大切なことが、「正しいスペルで単語を覚えること」だと気付いたのです。
最初はどうしても日本語から英語に訳して…と、頭のなかで文章を作ってから口に出す作業を繰り返すのですが、そのとき頭に浮かぶ単語を正しく発音できるかは、スペルを覚えているか、にかかってきます。
それに、もし正しく発音ができずに相手に伝わらなかった場合も、その単語のスペルを伝えることで会話を続けられますよね。単語帳や教科書を眺めているその時間も、あながち間違いではないのです。
2.ネイティブのミュージックビデオを見る!
舌の動かし方や口の形は、日本人にとって最も難しい問題、そして、英語を話すうえで必須の条件でもあります。何年間も日本語だけを使って生きてきた日本人のこり固まった舌をどれほど柔軟にできるか、が重要です!
いくら音声だけを聞いても口の形がわからないのでは、練習にもならない…。そこで手っ取り早くネイティブの発音を確認する方法として、YouTubeなどで簡単に閲覧できるアーティストのプロモーションビデオをオススメします!
ニュースや映画で確認することももちろんできますが、ミュージックビデオでみる歌手の口の動きは、極端に言うと”おおげさ”ぎみになっており、舌や口の動きが非常にわかりやすいです!好きなアーティストの音楽を歌うだけで英語の練習になるなんで、嬉しいですね^^
参考ページ
3.日本人であること、日本語を忘れる!
これは極論なのですが、自分が「日本語を話す日本人である」ということを忘れるくらい、普段とは違う自分になるつもりで発話しましょう!
特に『RとL』『SとTH』『FとH』といった、日本人にとって馴染みのない音の違いを身につけるのに、”日本語”を話す口にしておいてはいけません。カタカナ英語を卒業するためにも、騙されたと思ってこれを意識してみてください。
4.「ラ行」を頭から消す!
上記の日本語を忘れる、という項目に似ているのですが、それをさらに掘り下げて言うと「ラ行を頭から消す」となります。
舌を喉に近い位置で使う「R」、舌を歯に近い位置で使う「L」と比べて、日本語の「ラ行」というのは舌を”その間の位置で使う”音、つまり”口の中の中間地点で舌を上あごにつける”という音なのです。そしてそのような音は英語には存在しません。なので、英語を話すときはラ行の発音を頭から消し去ってください!
5.口をたくさん動かすことを意識する!
日本語は英語に比べて「唇や舌の動きが極端に少ない」です。試しにほとんど口を動かすことなくなにか日本語で話してみてください。なんとなく相手に伝わるレベルで話せませんか?
しかしこれ、英語でやるとおそらくなにを言っているのか聞き取ってもらえません。なぜなら「V」「F」などの唇と歯を使って発する音、があったり、「A」の音だけでも〔α〕〔æ〕〔э〕〔Λ〕と、数種類の”口の大きさを変えて音を変える”使い分けがあったりするからです。唇・歯・舌・口内と、ネイティブの人たちは全部をフルで動かし、使って発音していますよ。
まずは単語のスペルを正しく覚え、ネイティブの口の動かし方をマネしながらさらに「口をたくさん動かして発音する」ということを意識すると、日本人英語からまた離れられるかもしれません!
おわりに
いかがでしたか?英語の発音って本当に難しいですよね。ここにまとめたことは基本中の基本と言えるものなので、常に意識して勉強・発音の練習をしてみてくださいね。