もう丸暗記はいらない!今日からあなたも英単語マスター

英単語

あなたは英単語を必死に発音して何度も紙に書いて、丸暗記していませんか?

実は、英単語にはある一定のルールがあります。それを理解するだけで、あら不思議!はじめて見る単語の意味が予測できたり、新しい単語を覚えやすくなったりします。

丸暗記をストップして、そんな魔法のようなルールを覗いてみましょう!

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突然ですが、クイズです!

クイズ

次の英単語の意味と、各単語に共通するものを答えて下さい。

  1. reunion
  2. retry
  3. replay
  4. reform

ヒントは、単語に含まれる文字に注目してみましょう!→答えはこの記事の最後にあります。

英単語の隠れたルール

クイズの正解はわかりましたか?

英単語には、接頭辞(せっとうじ)・接尾辞(せつびじ)のルールがあります。接頭辞は単語の頭に、接尾辞は単語の末尾につく単語の構成要素で、ある共通した意味を示します。例えば、”recover”であれば、”re-“「再び」、”teacher”であれば、”-er”「~する人」です。

日本語で言う、漢字の部首と同じようなルールです。

水に関係があるならば、”海”、”浴”、”洪”のように、「さんずい」を共通して使います。

反対に、もし、”沚”(なぎさ)という字をはじめて見たとしても、「さんずい」が使われていることで、水に関する言葉だということがわかるとも言えます。

英単語においても、この特徴をばっちり押さえておけば、様々な応用が可能となります。

接頭辞シリーズ

接頭辞意味
ad-~へ、~にadventure(冒険)、advice(アドバイス)
ab-, abs-~から離れてabroad(海外へ)、absent(欠席)
ex-外にexit(出口)、expend(費やす)
inter-~の間、囲みinternet(インターネット)、interview(会見、対談)
en-中にenter(入る)、entry(参加を申し込む)
out-

外に、超えて

outstanding(目覚ましい)、outer(外側の)
over-

過度に、上に、超えて

overwhelming(圧倒的な)、overflow(あふれる)
re-再び、元の場所にrecover(回復する)、remain(そのまま残る)
uni-ひとつunite(団結する)、universe(宇宙)
com-共にcompany(仲間、会社)、common(共通の)

接尾辞シリーズ

接尾辞意味
-er, -eer~する人、ものpioneer(開拓者)、painter(画家)
-ianItalian(イタリア人)、vegetarian(菜食主義者)
-ful~に満ちたjoyful(喜びに満ちた)、hopeful(希望に満ちた)
-ence, -ance状態、行為convenience(便利さ)、balance(バランス)
-al, -ial~化memorial(思い出の)、colonial(植民地の)
-abe, -ibleできる、相応しいsuitable(相応しい)、possible(可能な)
-ship状態friendship(友情)、partnership(協力、共同)
-ness状態、質/~化kindness(優しさ)、rudeness(失礼さ)
-ment~化apartment(アパート)、moment(瞬間)
-cleもの、小さいものcircle(円)、vehicle(乗り物)

さて、クイズの正解はこちら!

  1. 再結成
  2. 再試行する
  3. 再生する
  4. 改正する

共通するもの=どの単語の頭にも、“re”がついている。(「再び」を意味する接頭辞がついている)

これで、今日から英単語を見る目が変わってきそうですね!

ルールがわかれば、単語学習も怖くありません。丸暗記はやめにして、効率の良い英単語マスターを目指して下さい!