英語の発音練習のコツ!上達を早める練習のコツ3選

英語の発音が旨くできない様子

日本人ってどうしてなかなか英語が話せないのでしょうか?これは日本の英語教育のせいだけではありません。ちょっとこんな場面を思い浮かべてみましょう。

日本に旅行に来ている外国人に、「日本語話せますか?」と尋ねます。
彼らの答えはだいたい決まっているのです。
「Year~、ニホンゴ、オッケーネ。ダイジョブダイジョブ。」
こんな感じですね。

これって本当に日本語話せていることになるのでしょうか?

外国人にとっては、一言でも話すことができれば「ダイジョブ」なわけですね。発音やアクセントのことはそんなに気にしないのです。

ところが日本人にとっての「英語話せます」とはどのレベルでしょうか?かなりハードルが高いのが想像できると思います。外国に行って不自由なく生活できる程度を超えてやっと「大丈夫」と言うのではないでしょうか。

これは謙虚な国民性も影響していますが、日本語と英語の間にある「発音」の差がこのハードルを高くしているのではないかと思います。

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英語の発音はきっちりしてなくても大丈夫!

英語の発音はそれほど難しいものではありませんし、実は英語の発音は何でもいいんですよ。これは言い過ぎかもしれませんが、英語は種類が豊富なのです。

アメリカ英語とイギリス英語、これだけでも発音やアクセントはかなり違って来ますし、イスラム圏の人々の英語はかなり特徴的です。国内でも地方によって訛りがあります。それでも、彼らは自分の使う英語でなくても、きちんと聞き取ることができるのです。

心配しなくても『What?』なんて言われることはほぼないです。外国人の友人の話では、日本人の英語が聞き取りにくい原因は、発音やアクセントではなく、自信のなさからくる声の小ささなんだとか。

でもやっぱりカッコよく発音したい

英語の発音は外国人はあまり気にしていないとはいえ、やっぱりペラペラとカッコよく発音したいですよね。基礎から学んでいけば、発音はそんなに難しいものではないので、数ヶ月もすればかなり綺麗な発音になります。

しかし、「すぐにでも変化が欲しい!」と思う方のために、すぐに実践できるいくつかのコツをお伝えします。

コツ1:発音は「文」単位で練習する

英語初心者の場合には単語の発音ももちろん大切ですが、単語の発音がいくらうまくなっても、実際会話で使うのは英文です。

ものすごく簡単な例でいうと、「Did you~~」と言いたいとき、「Did」という単語は無理やりカタカナで書くなら「ディドゥ」、「you」はもちろん「ユー」ですが、「Did you~~」と文にすると「Did you」の部分は「ディジュ」となる訳です。このように単語と単語がくっついて発音が変化するのが普通です。

ですから、発音の英語は必ず文単位で行う必要があります。

コツ2:「落ちる音」を意識する

私は「落ちる音」と呼んでいますが、英単語のスペルには存在するアルファベットの中で、ほとんど発音しない「消えてしまう音」というものが存在します。

例えば、「interesting」という発音。「インタレスティング」と発音してしまう人が多いですが、ネイティブは最後の「グ」をほとんど発音せず、「インタレスティン」という感じになります。

他にもたくさんありますが、特に語尾の「t」「g」「d」の音は落ちる場合が多いです。これらを理解し、意識することで発音はすぐに上達します。

コツ3:口(喉)を大きく開ける

英語の発音は日本語よりも圧倒的に母音の数が多いです。同じ「あ」の音でも日本語には1種類しかありませんが、英語には「4種類」存在します。英語は「口の開け方」「喉の開け方」「舌の使い方」によって変化をつけているのです。

喉を大きく開けて、歌の発声練習のときのように言う「あ」、口を軽く開けて短く発音する「あ」などです。

日本語はあまり、口を大きく開けなくても発音することができます。試しに口をあまり開けないように意識して「アイウエオ」と言ってみてください。

日本語を母国語とする人は口や喉を大きく開けて話す習慣がありません。ですから「口や喉を大きく開けて発音する母音」と「口をあまり開けずに発音する母音」の区別をつけずに日本語風の口の使い方で発音してしますのです。これが声が小さい原因でもあります。

英語の発音を練習するときには、はずかしがらずに大きく口を開けて練習することが大切です。

発音練習にオススメの参考書

私はフォニックスの参考書をオススメしています。

このどちらも持っていますが、発音練習にはとても向いている参考書です。

どの参考書でも問題ありませんが、文単位での練習が可能なCDが付いている方がよいでしょう。