TOEICスコアを独学で上げるコツ!まずはpart5の攻略が重要
結論から言うと十分に可能です。ただし、毎日何時間もただ闇雲にテキストを使って勉強してもなかなか効果は出ません。
以下は私が約2年で500点から855点に完全独学で到達した過程で注意したポイントをいくつか説明します。
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文法問題の攻略が鍵
まず最初に社会人や大学生の方で「英文法はそれほど勉強しなくても単語力で何とかなる」という考えを持っている人がもしいれば、すぐにその考えを捨てて下さい。
ここではTOEICに特化して書きますが、TOEICリーディングのpart5(文法問題)が苦手な人はpart7も読めていない、あるいは読めた気がしたがスコアシートを見るとそれほど得点できていないという状況にほぼ例外なく悩まされているかと思います。
中にはpart7の広告問題はそこそこ読める人もいるかもしれませんが、part5の正答率が低ければトータルの得点としては決して高くはならない筈です。
文法というのは基本的なルールのようなものなので、短期間の勉強でもある程度目に見える効果(得点率の上昇など)が得られます。つまり時間対効果が非常に高いのです。
その上、長文や広告を読む際にも当然英文法の知識は関わってきます。なので独学でなるべく短期間で上げたいのであればまずpart5の攻略に取り掛かりましょう。
品詞から答えを識別しよう
攻略する上で重要なキーワードは「品詞」です。
あれだけの数の文法問題を全て前から訳して解いていたのでは時間がいくらあっても足りません。しかし、例えば名詞の直前が空所になっている問題があれば、候補としては前置詞あるいは形容詞といったように品詞が理解できていれば全文読まなくても前後の形で正答まで一気に辿り着けることも珍しくはありません。
形から判断して解けるのであればそうしない手はありません。普段自分で練習問題を解くときから品詞から答えを識別する習慣をしっかりと身に付けて下さい。
ただ、全ての問題が訳さなくても解けるわけでは当然ありません。例えば「接続詞」の問題は前後関係を見て判断しないと絶対に答えは分からないので素早く本文の意味を把握して順接なのか逆接なのかを判断して下さい。
part7の攻略方法とは?
このpart5を短時間且つ高得点で切り抜けることができれば、次はいよいよpart7の勉強です。このセクションは読解力が問われるので文法のようにすぐには効果は出ません。
勉強のコツとしては解くときに「何が問われているのか」を素早く把握して、その情報が書かれている箇所をいかに素早く見つけられるかという点を意識して下さい。
問題数がかなり多いので、小問1つごとの処理速度を上げないことには一向に時間は短縮できませんし、正答率も上がりません。
また、毎日20分程度で構わないので必ず継続的に読解のトレーニングを行って下さい。こつこつやることで知らず知らずのうちに実力がついてきます。
そして教材ですが、東進ハイスクールでも活躍されている安河内哲也先生の書籍が非常に上手くまとめられていて効率的に学習できます。
TOEIC対策本は膨大な数が書店に並んでいますが、自分にどの教材が合っているのかは自分の目でしっかりと確認して選ぶことをお勧めします。
もしどれが良いのか分からない場合はネット上のレビューであったり、身近にいる英語ができる人に聞いてみて、それらを参考にした上で選ぶのも良いです。
TOEICのリーディングセクションについて今回は書きましたが、この試験は正しい方法で継続的に学習すれば結果は必ず出るように作られています。
最初はなかなか大変かもしれませんが、毎日すこしでも良いので英語に触れてスコアアップにつなげていきましょう。
独学で高得点が取れれば周囲の反応も大きく変わりますし、社会人の方であれば評価に直結するかもしれません。ぜひ高得点を取って自分の夢を叶えて下さい。