TOEICで800点以上を取る3つのテクニック

TOEIC テスト用紙

TOEICで高得点を取るには、英語の知識に加えて、TOEICで高得点を取るためのコツを知っておくということも重要です。

TOEICは難易度というよりも、とにかく問題数が多いので「いつも時間がなくて最後まで解けない」という人が多いです。

TOEICは、ビジネス用の英語試験です。ビジネスの場でゆっくりと書類に目を通している訳にはいきませんよね。いかに素早く問題を解くことができるかが重要で、まさに時間との戦いでもあります。

今回は、TOEICで800点以上を取るための時短テクニックを紹介させていただきます。

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1.問題を読む前に、何に対して答えるのかを把握する

文章を読む前に、「何に対しての答えを見つけるべきなのか」ということを把握しておかなければなりません。

文章を読んでから質問文を読むと、文章の内容を忘れて、読みなおさなければならないこともあります。

しかし、先に質問文がわかっていれば、文章を読んでいる途中で答えを見つけた時点で、1問解答することができます。

英語速読には、「スキャニング」と「スキミング」という2種類の技術があります。

「スキャニング」とは文章の要点をすくい取り、全体の大意を理解する技術で、「スキミング」とは、大量の情報から特定の情報を探し出す技術のことです。

TOEICでは「スキミング」の技術が役立つ問題が多いです。

例えば、TOEICリーディングの問題で、「What is he going to do?」という質問文があったとしたら、彼がこの後何をするかということだけに着眼していればいいのです。

他の情報に時間を費やしてしまうと、他の問題を解く時間がなくなってしまいます。

難しい技術だとは思わないでください。これは、私たちが日常生活で何気なく使っている技術なのです。

例えば、パソコンが壊れた時に説明書を全て一字一句読むという人はいないと思います。原因を予測して、当てはまる部分のみを読みますよね。これが「スキミング」です。

また、リーディングだけでなくリスニングにも同じことが言えます。先に質問文に目を通しておくことで、自分に必要な情報に集中して問題を解くことができます。

2.最初の1単語に集中する

これは、リスニングの応答問題や会話問題で使うことができる技術です。多くの人は全てを一字一句聞こうとするので、わからなくなってしまうのです。

例えば、質問文が「Where is the computer room?」だとします。

TOEICでは、選択肢がありますので、全てを聞き取らなければならないということはありません。

全てを聞き取れるに越したことはありませんが、最初の1単語の「Where」だけを聞き取れれば解答できる問題が大半です。

「Where」ですので、「場所」が答えになっている選択肢を選べばいいだけなのです。

もちろん、満点を目指す時には、この技術を応用できない問題もありますが、TOEIC800点を目指すということであれば、この技術を大いに使ってください。

3.わからなければ、瞬時に諦める

先ほども述べたように、TOEICはまさに時間との戦いです。少し考えて分からないものは、いくら考えても分かりません。

分からない問題があると、そこに執着してしまう気持ちはよくわかります。それでも、「分からないものは、分からない!」と割り切って、諦めることも重要です。

「諦めたらそこで終了」という言葉もありますが、TOEICは時間に限りがあるので、分かない時は諦めましょう。

それよりも自分の確実に解ける問題をこなし、点数を重ねるということが高得点につながります。最後に時間が余った時に、その分からなかった問題に戻ればいいのです。

時間を空けてからもう一度考えると、どうして分からなかったのかと不思議になるほど簡単に解けることもあります。

みなさん、参考になりましたでしょうか。

是非これらのテクニックを使ってみてください。