外国人と英語で話す時、より伝わりやすくなる6つのコツ
皆さんは外国人と英語で話す時「英語の文章としてちゃんとしてさえいれば伝わる」と思っていませんか。
日本人がそういう時、ともすればおろそかにしがちなポイントを踏まえた「6つのコツ」をここではお伝えします。
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1.「直訳」ではまずい場合もある。
外国人に英語で話しかける際、「日本語で言う○○は英語だと△△だから、その△△をそのまま言えばいい」という感覚で話す人がいます。それで通じる場合もありますが、そうでない場合もあります。
例えば英会話教室で先生に対して
“Teacher!”
と呼びかける人がいます。これはつまり
「教師!」
と呼びかけていることになり、大変失礼に当たります。
男性なら
“Mr. Smith”
女性なら
“Ms. Smith.”
のように名前で呼びましょう。打ち解けた雰囲気の教室なら先生のファーストネームでもいいですね。
それ以外にも、日本語をそのまま「直訳」したような英語を使ってしまいそうな時は十分、注意してくださいね。
2.文章の主語と述語に注意。
例えば日本語だと
「今日は寒いですね。」
という言い方をしますが、それを英語に直訳して
“Today is cold.”
と言うとおかしな表現になってしまいます。
“It’s cold today.“
と言うのが正解です。
また、お店で何かお気に入りの商品を見つけた時、友人に対して
「こういうの、欲しいよね」
と日本語では言ったりしますが、英語の場合、その直訳で
“We want this.”
(私達はこれが欲しい。)
と言うと、おかしな表現になってしまいます。そんな風に言うと相手に
“What? How do you know?”
(何ですって?どうしてあなたにわかるのよ?)
と突っ込まれる可能性が高いです。
“I like this. How about you?“
(私、これが気に入った。あなたはどう?)
のように言うのが適切です。
英語では基本的に「私」と「あなた」はそれぞれ違う考え方を持っている、という前提で話す傾向にあります。
英語で話す時は「あくまで私は私」という意識でいると、スムーズに言葉が出てきやすくなるかもしれませんよ。
3.自分の意思ははっきりと。
日本語での会話だと、例えば
「和食とイタリアンとどっちが食べたい?」
と尋ねられた時、
「どっちでもいい」
のように答えるのはよくあることですが、英語圏ではこのような時、自分の意思を曖昧にするとあまり良い印象を与えません。
「ただ直感的にこっちがいいと思ったから」という理由でもいいので、何らかの自分の意思を示しましょう。
4.胸を張り、お腹から声を出す。
姿勢が悪かったり、喉から弱々しく声を出していたりすると、日本語で話す場合でも言いたいことが伝わりにくくなりがちですが、英語の場合はなおさら、そうです。
背筋をピンと伸ばし、お腹を意識して声を出してみましょう。
「私はネイティブで、英語がペラペラだぞ~」と自己暗示をかけると、更に効果的ですよ。
5.相手の目を見て話す。
日本人はともすれば「会話中に相手の目を見るのは失礼に当たるのでは?」と遠慮して伏し目がちになってしまったり、また会話の相手が外国人の美男美女だったりするとなおさら、気おくれがして目を見られなくなったりしがちだと思います。
ですが、英語圏では逆に、「話す時、相手の目を見ない方が失礼に当たる」のです。
「相手も自分と同じ人間なんだ」という意識で、堂々と目を見て話しましょう。
6.自分を卑下しない
近頃の日本の若い人は割と変化してきているかもしれませんが、それでも日本人には
「私なんて、とてもとても・・・」
のように自分を卑下する人が少なくありません。これも「英語圏ではあまり好印象を持たれない言動」です。
特に
「私の英語、下手でごめんなさい」
のようなことは言わない方が良いでしょう。
たとえ完璧でなくても
「これが私だ!」
「これが私の英語なんだ!」
と堂々とした態度で英語を話しましょう。
終わりに
いかがでしたか。
外国人と英語で話す時は、以上の「6つのコツ」を意識して話してみましょう。
より伝わりやすく、好印象を持たれると思いますよ♪