海外の大学生活で、私がいかにしてネイティブ英語を身につけたか

海外の大学生活

英語ができる、英語が使えるとよく言いますが、そもそも英語が出来るというのはどういうことなのでしょうか?

それは英語の文章をスラスラと読めることなのか、それとも外国人とスムーズに英会話ができることなのか?

海外の大学を卒業した私は後者のほうを使える英語だと考えております。

もちろん英語の文章の読み書きが出来るということは英語をマスターする上でとても重要なことですが、やはりなんと言っても会話すること、相手と意見を交わすことができてはじめて英語が使えると言えるでしょう。

私自身これまでにたくさんの日本人と海外でお会いしてきましたが、日本人の英語というのは読み書きには優れているにもかかわらず、会話になるとめっぽうに弱いという特徴があります。

これは文法を重視する日本の英語教育ならではだと思うのですが、本日はそんな文法に強く、会話に弱い日本人がどうすればネイティブ英語を身につけることが出来るかについて、7年以上に及ぶ海外生活をネイティブ同様に過ごしてきた筆者が解説していきます。

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ネイティブ英語を身につける2つのポイント

私がネイティブ英語を身につけるために行った作業は主に2つです。

1つ目は「単語を覚えること」そして二つ目は「日本語を話さない」です。

簡単ですよね?

この2つをキチンと守れば英会話マスターも夢ではありません。

それではこの2つの作業を分かりやすく解説していきたいと思います。

1.単語を覚えること

英単語

まずはコレです。すべてのはじまりは単語を覚えること。

記事のはじめに日本の英語は読み書きに集中しすぎて・・・なんて書いていますが、やはり英会話を習得する上で単語を知っているというのは必要不可欠なスキルの一つだと感じます。英会話において文法はどうにでもなると思います。

我々日本人が日本語を話すときに文法を意識していないように、ネイティブも英語を話している時に文法はそこまで意識していません。しかし単語は別です!

英語はややこしい言語で似ているような単語でも文字1つや2つで意味が大きく変わってきます。なので単語を知っていて損はありません。がむしゃらになって覚えましょう!

私は講談社からでている「新TOEIC R TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990」や旺文社の「TOEFLテスト英単語3800」などを本屋で買って勉強しました。

勉強法もごく一般的な単語帳を作るやり方で移動中の電車の中などで勉強しました。

単語を覚える上で大切なのはただ単に単語の日本語訳を覚えるだけではなく、一緒にでてくる英語の例文をキチンと読むことです。これをすることで一語のボキャブラリーではなく文章つまりセンテンスで覚えることが出来るので実際に英会話で使う場合のシチュエーションも一緒に身につけることが出来ます。

2.日本語を話さない

外国人と話す日本人

二つ目はなかなか難しい日本語を話さないというタスクを自分に課すことです。

海外に居ると寂しさからかどうしても日本人で集まってしまう傾向があります。もちろんそのようなネットワークも大切なのですが、英会話を身につけたいと思うのならば勇気を出して自分の周りの環境を英語にしてしまいましょう。

では国内ではどうすればいいの?と思う方もいらっしゃると思います。

大丈夫です!最近ではSkypeを使った英会話なども多く、高いお金を払って英会話教室に通う必要もありません。

また外国人の集まるブリティッシュ・パブのようなお店も年々増えてきてるように思います。そのような場所に積極的に行ってみるのも良いと思います。

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やはり日本人である以上英語で行き詰まったときには日本語に逃げてしまう傾向があります。しかし、日本語という逃げ道を自ら断つことで英会話というものは身につきます。

単語をどれだけ勉強していても完璧にマスターすることはなかなか難しいと思います。けれど、ある程度覚えておけばその単語を組み合わせることで相手に自分の伝えたいことを伝えることは出来ると思います。

英会話を身につけていく上で完璧な英語を覚える必要は無いです。少しずつ自分なりに覚えた単語を組み合わせていくことで新しい会話が生まれますし、それを伝えることで相手から自分の使いたかった難しい単語を教わることも少なくないです。

まとめ

どうでしょう?私が英会話を身につけていく上で大切にした2つのポイントを紹介させていただきましたが、決して難しいタスクでは無いと思います。

とにかく自分のなかのボキャブラリーを増やすという作業とそれを実際に使ってみるという環境を作り出すことが一番効果的なスターティングポイントだと思います。

ネイティブ英語に近づくには発音を覚えることも大切ですが、発音も家で勉強していてもなかなか上達しません。

はじめのうちは恥ずかしいと思いますが、ネイティブの前で自分の英語を披露して間違いを指摘してもらうのが最も早く英会話をマスターための近道です。